貯金がしたいか~!?
したくない人はいませんよね?
じゃあ
クレジットカード持ってるか~!?
多分、持ってますよね。
貯金がしたかったら、今すぐクレジットカード解約してください。
月収20万円だったら、80%以上の人は間違いなく毎月3万円貯金できるようになります。
今より20万円以上もらっていたのに赤字だったあの頃
今は押しも押されぬ立派な低所得者ですが、正社員だった時期もありました。
今より2倍以上、金額にすると20万円以上多くもらっていました。
某カードが1%のポイントがつくからって、カード使えるところは全部カード払いしてました。
もう、自動販売機でジュース買う以外全部ってくらい、とにかくカード。
その結果、貯金どころか毎月カッツカツ。
ひどい時はマイナスになる月もありました。
働いても働いても貧乏。
ストレスでまたお金を使い、また貧乏になるネガティブ螺旋階段。
あの頃、何にそんなにお金を使ったんでしょう。
全然覚えていません。
クレジットカードを使うと貧乏になる理由
どうせ払うんだったらカードで払ったほうが得と思ったでしょう?
それは、現金で払ってもカードで払っても支出が全く同じだった場合の話です。
実際は、カード中心で支払いをしていると間違いなく支出が増えます。
http://www.nikkei.com/money/column/jyoshiryoku.aspx?g=DGXNASFK28017_28052012000000
精神科医のデビッド・クルーガー博士の行動経済学・脳科学マーケティングを使った研究によると、クレジットカードを使っている人の支出は、そうでない人より平均23%増えるそうです。
僕は人によっては23%じゃ済まないと思っています。
なぜ支出が増えてしまうのか?
僕が思うに理由は2つ。
まず1つ目は、支払いが先延ばしになること。
分割払い・ボーナス一括・リボ払い・・・
リボ払いは結構な利息が取られるので、良くないことはわかりますよね?
実際、国民のほとんども理解しているようで、リボ払いによる支払いは年々減少しています。
では金利のかからない分割やボーナス一括払いはどうでしょうか?
ダメです!
分割払いの場合、どれもその時は支払いが発生しません。
すると、
毎月少しずつ払えばいい。あるときにまとめて払えばいい。
という気の緩みが生まれ、徐々に、しかし確実に負債を積み上げていきます。
そして気づいた時には、手を付けられない火の車。
毎月、給料が入ったと思ったら返済で消えていく、ということが起こるわけです。
もう1つはお金に余裕があるように見えてしまうこと。
クレジットカードで支払った代金が引き落とされるのはしばらくたってから。
すると、財布や口座にお金が残っているので、金銭の余裕があるという錯覚が発生します。
そして人は、徐々に何にいくら使ったかを忘れていきます。
怖いですね。
恐ろしいですね。
まさか、こんなこと思っていないですよね?
だって2%もポイント還元があるからお得じゃん!
何を言ってるんですか?
カードやめたら支出が23%以上減らせるんですよ。
給料が手取りで20万円で支出が15万円の人だったら・・・
節約額は1ヶ月で約35,000円!
どっちが得か、計算機使わないとわからないですか?
固定費だけに使えば大丈夫!!
本当に固定費だけでおさまると思っているんですか?
ネットショップの支払いはカード払い以外は大抵手数料がかかります。
・・・カード、使っちゃいますよね。
一度使ってしまったら、もう無理です。
レストランで、スーパーで、コンビニで・・・どんどん使っちゃいます。
はい、支出23%増 決定!
今の子は知らないでしょうけど、昔、何でも現金で払うのが名物の、城南電機の宮地社長という方がいました。
全盛期の月給は1500万円で、大金を現金でアタッシュケースに入れて持ち歩くすっごい人でした。
あの羽振りの良さも、もしかしたら現金主義に徹していたからかもしれません。
カードないと困る!→VISAデビットカードで解決
現金主義がいいのはまあわかった。
でも、カードないといろいろ不便じゃん。
とか思います?
・・・うーん、そうでもないですよ。
僕が現金主義を決めて、カードで引き落としていたものをチェックした時に困ったことは1つだけ。
あとは銀行引き落としでノー問題♪
じゃあ、クレジットカード使えなくなった時に唯一困ったものはなにか?
プロバイダです。
銀行引き落としでの支払いを受け付けているプロバイダは、せいぜい5、6社。
しかも月額1000円超える大手ばっかり。
プロバイダなんかネットに繋がればいいだけの格安プロバイダ信者 小鳥遊には到底受け入れられません。
そんな時のお助けマンが、銀行のVISAデビットカード。
カンタンにいうと、銀行のキャッシュカードにVISAカード使えるところだったら決済できる機能がついてる感じのアイテムです。
普通のクレジットカードと違うのは、
- 支払い完了=即時引き落としのため気分スッキリ
- 口座に入っているお金=限度額のになるためカード破産がない
- VISA使えてもVISAデビットは使えないことがある
という3点です。
高速料金を払えないなど、完全にクレジットカードの役割をカバーできているわけではないですが、利用可能範囲はかなり広がりました。
現金主義で、カードが必要なところを補うという使い方だったら十分です。
VISAデビットカードはATMと手数料で選ぶのが正解
VISAデビットカードといってもいろんな会社が出していますが、僕はジャパンネット銀行かスルガ銀行をオススメします。
何を基準に選ぶか?
維持費・運用費です。
VISAデビットカードはいくらポイントが貯まるといっても多くても月に数百円。
年会費無料は必須、ATMが多く入出金に手数料を取られないカードを選ばなければ、プラマイゼロどころかマイナスになってしまいます。
まず年会費がかからないのはスルガ銀行・ジャパンネット銀行・あおぞら銀行・イオン銀行の4つだけ。
その時点でほかは論外。
あおぞら銀行は、無料で出金できるATMがちょっと少ない。
あおぞら銀行の各支店設置のATMのほかに郵便局のATMで営業時間内なら無料で出し入れ可能。
時間外は一部のイーネットのATMが置いてある一部のファミマで手数料払う必要があります。
僕の場合、あおぞら銀行は近所にないし、郵便局は自転車で10分、が近所にない人はちょっと不便ですね。
http://www.aozorabank.co.jp/kojin/products/use/cashcard_plus/
イオン銀行もATMがネック。
イオン系列のお店か、イーネット設置しているファミマ、あとはローソンで引き出しができます。
イオン銀行以外はすべて手数料がかかるので、近所にイオンがないと手数料面で不利になります。
残高足りない時に一時的に建て替えてくれるバックアップ機能(申込時に審査あり)や、イオンサービスとの連携などが便利なだけに惜しい。
http://www.aeon.co.jp/creditcard/lineup/aeondebit.html
スルガ銀行はセブン-イレブン、イオン銀行、ゆうちょ銀行のATMで、平日と土曜日に出金手数料が無料の時間帯があります。
入金だけなら土日も含めて手数料無料です。
http://www.surugabank.co.jp/visa_debit/
ジャパンネット銀行(JNB)は1ヶ月に1度だけセブン銀行とゆうちょ銀行で入出金手数料無料。
以降は3万円以上の入出金であれば無料となっています。
http://www.japannetbank.co.jp/service/payment/cardless/
手数料面で使いやすいのはスルガ銀行ですが、スルガは審査があるので必ず持てるカードではありません。
その場合はジャパンネット銀行で、ということになります。
まとめ
節約というと、大抵の人はまず最初に家計簿をつけることを薦めてきます。
確かに、家計簿が家計の見直し・節約のために最も大切なことの一つであるのは間違いありません。
ただ、家計簿をつけるのは結構面倒です。
僕も何度も挫折しました。
だから僕は、まず手元に残るお金で節約の喜び、効果を実感することをオススメします。
本格的な節約に入る前にモチベーションを高めることが大切だと考えるからです。
クレジットカードをVISAデビットカードに替えるのは一番カンタンで、一番効果が実感できる節約法。
節約大作戦の第1弾に最適な施策ということで、今回オススメしました。
毎月3万円多く使えるとしたら、何をしますか?
ワクワクしません?
その気持ちが、節約成功への第一歩です。