節約・貯金・資産形成を取り扱うブログで必ずといっていいほど紹介されている「マネーフォワード」。
悪いことはいいません。
本気で節約して貯金がしたいなら使うのはやめましょう。
別にマネーフォワードが悪いわけじゃありません。
今、貯金体質・節約脳ができていない人が楽をしたらバカになると言っているのです。
貯金体質・節約脳はスキルです。
漢字は書きまくらなきゃ覚えられません。
毎月プラス収支で終われる家計管理力がつくまでは、手書きの家計簿を使いましょう。
第一。
無料で楽してお金が貯められるようになるなんて、そんなうまい話、ある訳ありません!
そんな根性だからお金を無駄使いがやめられず、毎月給料日前にヒーヒー言っているのです。
マネーフォワードを勧めているのは
- 紹介料目当てのセコい物乞い
- もともと貯金体質・節約脳が身についてて紙の家計簿を卒業している人
のどちらかです。
どっちにしろ、節約や貯金をしたい人は参考にしてはいけません。
マネーフォワードは確かに楽に家計簿がつくれるけれど、使うほどに貯金体質・節約脳が退化していく
・・・っていうか、僕も昔は使ってたんですよ、マネーフォワード。
銀行・カード・携帯会社・ポイントカード・FXや証券会社・・・ほどんどの口座データを自動で取得してくれて、あとは現金での出金を入力するだけでした。
それだけでキレイな家計簿をつくることができました。
「これなら続けられる!無駄使いをなくせる!」
と、興奮したものです。
今ではさらに進化して、電子マネーまでフォローしていたり、スマホのカメラでレシートを撮影するだけで入力が終わるなど、ほとんど手打ちで入力することがないくらい便利になっています。
この便利さが、僕たちの貯金体質・節約脳を運動不足のおっさんの体のように退化させていきます。
マネーフォワード推奨派の方が読んでいらっしゃったらお伺いしたいのですが・・・
あなたの家のガス代の平均はいくらくらいですか?
いえないでしょう?
何でも自動でやってもらえるから、自分が家計簿をつけられる人間になったと勘違いして計画や検証をサボっているからです。
漢字がドリルを見るだけではなく、手を動かしてノートに書かないと覚えられないのと同じです。
そのつど通帳を見て、ペンと紙の感覚を手に感じながら入出金を家計簿に書くからお金の流れが頭に入るのです。
マネーフォワードを勧めてくる人は紹介料目当ての商売人か、すでに貯金体質・節約脳の人だから参考にしてはいけない!
マネーフォワードを勧めてくる人全員を責めているわけではないのですが・・・
個人的には、上記のようなリスクをまったく説明しないで全力プッシュしている人は、どうかなと思います。
マネーフォワードはアフィリエイトで提携すれば、自分のブログから無料会員されると登録1人につきドトールのコーヒー1杯分くらいの紹介手数料をもらうことができます。
まぁ、ろくに使いもせずに小銭欲しさでべた褒めしてる人は、文章の端々から薄汚さがにじみ出ているのでわかるかとは思いますが・・・
たまに息を吐くように嘘をつけるクズがいるので、注意が必要です。
一方でごくまれにマネーフォワードだけでも何にいくらお金を使っているか、今月は何にあといくら使えるかを把握できる人はいます。
そういう人は、本気で読者に有益な情報を届けようという思いからマネーフォワードを勧めています。
ただ・・・こういう人たちはよっぽどお金の才能があるか、マネーフォワードを使う前に失敗や練習を繰り返して貯金体質・節約脳を身につけている人です。
人間、上達してくると初心者の気持ちや感覚が理解できなくなってくるものです。
悪気はないのでしょうが・・・今まさに無駄使い・浪費癖を直してこれから節約・貯金に取り組む人とは感覚がずれている可能性があります。
素人がいきなり真似してもヤケドをするだけです。
マネーフォワードを使うのは十分なスキルを身につけてから!それまではペンダコができるまで手書きの家計簿で節約脳を鍛えるべし!
もちろん、マネーフォワードにはいいところがたくさんあります。
貯金体質・節約脳を身につけてから使えば、資産を広い視野で大きく見て、積極的な運用をすることができます。
特に意識しなくても毎月貯金ができるようになって、次は投資で積極的にお金を増やそうというような人にはぜひ使ってみてほしいサービスです。
でも、「今、貯金がしたい」とか「無駄使いが多いからなんとかしたい」と思っている人が使うのは、ムダどころか危険です。
「家計簿をつけた気」になるのは、家計簿をつけないより危ないことということを知ってください。
貯金体質・節約脳を鍛えるのに一番いいのは手書きの家計簿!
百歩譲ってもエクセルまでです。
手書きの家計簿は・・・正直、めんどくさいです。
でも、それすらできなくてどうして頑固な浪費癖・無駄使い症が治せるというのでしょうか。
お金もかけない、苦労もしたくないなんて腐った根性で手に入るものなんてありません。
貯金体質・節約脳はヘタな資格より役に立つ一生モノのスキルです。
本気で安心の老後をおくりたいとか、大切な人を幸せにしたいとか、貧乏から抜け出したいと思っているなら。
手書きの家計簿にチャレンジしてみてください。
辛いのは最初だけです。
最初は面倒でも、習慣にさえしてしまえば苦にならなくなります。
やがて結果出てくれば、さらにやる気が出ます。
そしていつか、手書きの家計簿では管理できない資産運用ができるようになったら、マネーフォワードの封印を解くのです。
もっと詳しく手書きの家計簿の大切さや、貯金体質・節約脳を身につける方法が知りたい方は僕が浪費癖・無駄使い症から脱出したときに活用した「年収200万円からの貯金生活宣言」が役に立ちます。
十分読みやすい本ですが、厚い本や活字が苦手な方は図解版をどうぞ。