本・書評 ブログ運用

「人を操る禁断の文章術」読んだらAmazonアソシエイトの儲けが55.4倍になった件

「人を操る禁断の文章術」読んだらAmazonアソシエイトの儲けが55.4倍になった件

 

仕事で疲れて家に戻ってきて、ビール飲んで寝たいのを我慢してブログを書くためにPCの電源をつける。今日も売上はゼロ。

書いても書いても上がらないブログ収益。

最後に売上があったのは・・・いつだっけ!?

最近は自分が「諦めていない」のか「諦めることすら諦めている」のか、わからない。

そして月初。

Twitterには仲の良いブロガーたちの「今月は調子が良くて何万円行きました」なんて景気のいいツイートが乱れ飛ぶ。

「すごいですねぇヽ(=´▽`=)ノ」なんて言葉をかけながらも。

暗い部屋には爪を噛む音が響く。

噛みすぎた爪の隙間からは、薄っすらと血が滲んでいた。

 

・・・そんなあなたが。

1週間後にAmazonアソシエイトのコンバージョン率を20%にする文章を書けるとしたら。

何を売りますか?

 

詳細は11月のブログ運用報告で明日発表させていただきますが、今月はAmazonアソシエイトが良かったです!

Amazonさんが収益の公表を禁止しているので具体的な金額は明かせませんが・・・

タバコ1.28箱分(9月)

70.99箱分(11月)になりました

ヽ(=´▽`=)ノ

たった2ヶ月で55.4倍です!!

 

PVはほとんど変わりません。

記事更新数もこの数ヶ月はほぼ一定です。

 

何を変えたか・・・

Amazonで売ってる商品を取り上げる時の文章を変えました。

その時、参考にしたのがメンタリストDaiGo氏の人を操る禁断の文章術です。

 

この本には、「良い文章」「きれいな文章」「正確な文章」を書く方法は載っていませんから、事務職の人が報告書を漏れなく書くために買う本ではありません。

また、ちょっとセールスレターを勉強した人だったら、目からうろこが落ちるような極秘情報が載っているわけでもありませんから、何百万円も稼いでいる人が何千万円を目指すための本でもありません。

 

だけど・・・

月数百円から数千円の利益しか出せないブロガーが、なんの疑いも持たずこの本に載っていることを全部実践したら・・・

間違いなく万単位の収益があげられるようになります。

「人を操る禁断の文章術」が教えてくれるブログでモノを売るコツは「文章は読まれるためではなく、行動させるために書くもの」ということ。

「人を操る禁断の文章術」が教えてくれたのは、文章は行動してもらうために書くものだということです!!

偉そうな出だしで始まりましたけど・・・ブログでモノが売れない辛さは僕もよーーーーーくわかります!

WinFを始めたのが今年の2月末。

Adsenseはそこから2ヶ月後の4月に初報酬が出て、そこから徐々に上がってきましたけど、Amazonアソシエイトだけは上がらなかった!

同時期に始めたはずなのに、結局初報酬が上がったのは今年の9月・・・半年かかっています。

飽き性の僕がなんでここまで続けてこれたのか、不思議です。

 

AdSenseやNendのようなクリック報酬型は、

  1. PV
  2. 広告の配置
  3. ページの表示速度

で収益がほぼ決まってしまいます。

 

でも、Amazonアソシエイトや楽天、a8などの物販はそうはいかない!!

手にとってもらうことも、試食してもらうことも、試着してもらうことも、匂いを嗅いでもらうこともできない中、使えるのは文章・画像・音声・動画だけです。

この不自由な販売方法でどうやって読者様にお金を落としていただくか?

その答えを教えてくれるのがこの一文。

 

文章とは、読まれるために書くものではない。

行動させるために書くものだ。

メンタリストDaiGo著「人を操る禁断の文章術(かんき出版)」より引用

 

僕も含めて、熱心なアフィリエイター・ブロガーがやってしまうミスが・・・

  • 商品・サービスについて誰よりも詳しく書けば買ってくれるはずだ
  • 読みやすさが大切だ!言葉遣いは丁寧に!!誤字・脱字なんてもってのほか!!
  • あれも書こう、これも役に立つ、ああこれも書いといてあげれば・・・

 

・・・違うんだなぁ。

僕も気づいたのはつい最近のことだけど。

 

ブロガーやアフィリエイターが売るために語るべきは、商品・サービスそのものではありません。

それを使って得られる「気持ちよさ」・「便利さ」・「楽しさ」・「体験」です!

読むのはむこう!あなたのこだわりなんてどうでもいいのです!!

そして、、、訴えるべきは理性ではなく感情です!!

 

だから、

  1. まず相手にどんな行動を取って欲しいのかを先に考え
  2. 想像力を刺激する文章ではじめ
  3. 「伝わる文章」ではなく「したくなる文章」を展開し
  4. 「刺さるキーワード」で気持ちを傾け
  5. 「追伸」でとどめを刺す

という報告書やカタログとはまったく違ったアプローチをしなければいけないわけです。

「人を操る禁断の文章術」では、この5つのステップを「読んだ人の想像力を動かす文章」というテーマでまとめ、心理学を背景に、誰にでもわかる形で教えてくれます。

 

この本の中核になるのが

  1. 第3章 人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいか もう悩まない
  2. 第4章 あとは、5つのテクニックに従って書くだけ

ですが、これがとてもよくできています。

DaiGo氏の体験/経験を織り交ぜてあって、とてもわかりやすい。

 

あと、具体例が秀逸です!

ブログアフィリエイトにそのまま使えそうな文例が盛りだくさん。

丸パクしたくなりそうな名文がいくつもあります(笑)。

・・・パクったらあかんやでぇ。

「人を操る禁断の文章術」が他のセールスレター本よりブログアフィリエイト向きなポイント

「人を操る禁断の文章術」は肩が凝らない重すぎず軽すぎない絶妙なバランスのセールスレター教科書

カンタンで肩の力を抜いて取り組めることです。

僕は昔、仕事で何十冊となくセールスレターの書籍や教材を読んできました。

書店では売っていない、1セット5万円する教材を自腹で購入したことも1度や2度ではありません。

 

で。

人を操る禁断の文章術は、こういう本と比べれば、ライトな内容です。

内容の深さや範囲で言えば、この本より密度の濃い本はたくさんあります。

 

ただ・・・

そういうマジ本は、とにかく肩が凝ります。

内容が難しいとかカンタンとかそういうことじゃなくて。

 

セールスレター本や教材は、商売人向けに書いてあるんですね。

だからとにかく「儲けるぞ!!オーラ」が強い。

もう、ちょっと読んだだけでお腹いっぱいです。

 

本当に商売向けのセールスレターを書かなきゃいけない人は、そういう本を読むべきですし、ブログアフィリエイトを専業でやろうという人なら、いずれはこっちの勉強にも手を伸ばすべきです。

ただ・・・

Adsenseをベースに、ときどき物販アフィリエイトを差し込むくらいのブロガーが、ゼロだった収益を1万円にしたいというときには・・・まずこっちから手をつけることをオススメします。

マジ本に比べたらライトとはいっても、セールスレターの勉強をしたことがない人には十分刺激的だし、僕みたいなセールスレター大嫌い人間や、少し現場を離れていた人が再入門として取り組むには軽すぎず・重すぎないバランスが絶妙です。

まとめ

最近の僕のブログ記事。

この記事みたいな感じで、冒頭にグレーの枠で括った小芝居みたいな文が入っているの、お気づきでしょうか?

人を操る禁断の文章術の中にあった「読み手の想像力を刺激する」にはどうすればいいか、自分なりに考えてやってみました。

 

効果は絶大です!!

あれを入れると、その記事からちょいちょいアフィリリンクがクリックされ、ちょいちょい売上が発生します。

まだいくつか入れただけなので、この冬休みを使って全記事に入れようと思っています。

何記事か入れただけで売上55.4倍ですから全記事に入れたら・・・楽しみだわぁ

created by Rinker
¥1,540 (2024/04/19 04:05:37時点 Amazon調べ-詳細)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

「いいね」つけてくれたり、SNSでシェアしてくれるとさらにうれしいです。

-本・書評, ブログ運用