子どもの貧困

子どもの貧困を国に丸投げのカッコ悪い大人のあなたへ。

投稿日:2017年4月27日 更新日:

子どもの貧困を国に丸投げのカッコ悪い大人のあなたへ。

 

あなたは、日本の子どもの6人に1人が”貧困”という事実を知っていますか?

そして、このままでは40兆円の所得、16兆円の財政収入が失われることをご存じですか?

 

【待機児童問題】子どもを0歳から保育園に預けるのって育児放棄じゃないの? #taikijidou0challenge を読んでくれたある方から、「子どもの貧困」について意見が聞きたい、という連絡をいただきました。

 

この数ヶ月、まともにブログも更新できない日が続いている状態ではありますが・・・

子どもの貧困問題もまた、待機児童をつくり、保育の現場を圧迫する原因であり、勉強するのは決して損にはならないと思い、引き受けることにしました。

 

こんな僕が、アホなりに勉強して見えてきたのは・・・

経済大国といわれるこの日本で、どれだけの子どもとその親たちが苦しんでいるか。

子どもの貧困が、当事者のみならず、近い未来の日本にどれだけ暗い影を落とすか

(僕も含めて)日本人が、日本という国が、いかに無能で、無関心で冷たい人間の集まりであったか。

ということでした。

 

 

「みんなで考えよう」じゃなくて・・・

あんたがやるんだよ!

 

いつまで考えるんだよ!

今やるんだよ!!

 

できるか、できないか」じゃないんだよ。

「やるか、やらないか」なんだよ!

 

やるしか、ないんだよ!!







6人に1人の子どもが貧困!バースデーパーティの思い出がない子どもたち。

6人に1人の子どもが貧困!バースデーパーティの思い出がない子どもたち。

 

今回、子どもの貧困に取り組む機会を与えてくださった方が、入り口として勧めてくれたのが、NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」。

参考 NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」公式ページ

 

・・・過去の放送見ようと思ったら、金かかるやんけ。。

っつーか、ぶっちゃけて言うと、NHK嫌いなんですよ。

どんなにつまらない番組つくってても受信料でぬくぬく暮らせるわ、やらせ過剰演出はするわ、アナウンサー同士で不倫はするわ・・・

 

見て良かったです!

NHKに限らず、組織はクズでも、中には本気で仕事に取り組んでいる人がいて、そういう人が損を被ることで日本は成り立ってる。

そんな当たり前のことを、いつの間にか忘れていたようです。。

反省。

 

 

高橋みなみさんと鎌田靖さんの司会で進められた約50分のこの番組。

大きくは

大阪で行われた「子どもの生活に関する実態調査」のデータに絡めた、早退貧困の現場の声を紹介

東京都大田区で行われた調査結果の紹介

千葉の高校で行われたアルバイトに関する調査結果紹介から見る、教育・進学という名の負担

識者の方々のコメント

という構成になっていました。

 

大阪で行われた「子どもの生活に関する実態調査」のデータに絡めた、早退貧困の現場の声を紹介

大阪で行われた「子どもの生活に関する実態調査」のデータに絡めた、早退貧困の現場の声を紹介

 

これが一番ショッキングでした。

まず、大阪では、ぶっちゃけ貧乏人はどれだけいるのか。

今回の調査では「相対貧困」という物差しで線を引いています。

 

厳密な計算方法は平方根とか入ってきてややこしいので、うんとカンタンにいうと

「手取り収入が100万円の家族が何家族、200万円の家族が何家族・・・というように集計して、一番家族数が多い金額の半分以下しか手取り収入がない家族を貧困とみなしましょう」という線の引き方。

 

この調査では、中央値の50%ライン(=相対貧困)の家族を困窮度Iとして、約200個の質問を投げ、相対貧困の家庭の子どもは何を奪われているのか=剥奪指標 を出すことを目的に行われました。

ちなみに大阪では12.3%の家庭が「困窮度I」という結果が出ています。

 

 

アンケート結果をいくつかご紹介すると・・・

 

医療機関を受診させられなかった

通常世帯・・・0.6%
困窮度I・・・7.7%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

え?何?

子どもが熱だして、食中毒になっても、病院いかないってこと!?

 

新しい服や靴が買えない

通常世帯・・・2.3%
困窮度I・・・27.6%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

番組内では関西の母子家庭を取材していました。

週に5日病院でパートをして手取り13~14万円で、児童手当約7万円をあわせて約20万円。

国民保険だから保険料は高いし、学費もかかるから、生活は毎月ギリギリ。

 

中学3年生の男の子は運動靴を1足しか持っておらず、それも破れている。

学校に着ていくワイシャツも姉のおさがり。

 

彼には。。

進学したとき新品の匂いがする、糊(のり)のきいたワイシャツに袖を通した思い出がないってことでしょうか。

 

・・・

どうでもいいけど、この家の炊飯器、うちのと同じや。

 

スマートフォンやタブレット機器がある

通常世帯・・・56.5%
困窮度I・・・61.5%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

通常世帯より所持率が高いというのは、ちょっと意外。

「番組内では、親が仕事で家を空けている、子どもと離れていることが多いので子どもの安全を確認するためのライフライン」といった説明をしていました。

 

1つ引っかかったのは、この家庭の通品費が親子3人で約2万円ということ。

高すぎです!

 

格安SIMにすればそこそこの通信料確保しても1万円にできるはず。

このお母さんがもともとニュースや情報に疎くて、格安SIMという今の日本では当たり前の情報が仕入れられないのか。。

それとも、これだけ普及している情報すらキャッチできないほど忙しいのか。。。

あるいは、格安SIMのことは知っていても、格安SIMを提供している会社のほとんどがクレジットカードしか支払い方法を用意していないために、クソ高い大手の携帯を使わざるを得ないのかも知れません。

 

収入が少なかったり不安定な人に対して、クレジットカードの入会審査はドンドン厳しくなっています。

それに反比例するかのように、Amazonの主要サービスや格安SIMなど、クレジットカードがなければ使えないサービスは増え続けています。

 

 

より便利で、よりお得で、より安いものに限って、一番ほしがっている人の元に届かない。

・・・日本の社会構造は、どれだけ弱者をいじめれば気が済むのでしょうか。。。

 

 

番組ではほかにも、ゲーム機や自転車、テレビといった「子ども同士のコミュニケーションに使うもの」は貧困世帯のほうが通常世帯より所持率が高いという傾向を紹介しています。

貧困家庭の親は「子どもに恥ずかしい思いをさせたくない」という考えを持っていることや、「自分が子どもと接する時間をとれないために一人で時間を使えるもの」を与える傾向があることが読み取れます。

 

本がない(教科書やマンガは除く)

通常世帯・・・16.8%
困窮度I・・・29%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

運動用具がない

通常世帯・・・19.1%
困窮度I・・・28.3%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

・・・学校でいじめられるぞ。。。

 

僕の経験則ですが、、子どもの世界では、大人の世界よりいじめが起こりやすい。

大人は「ある程度は」属する世界、人間関係を自分で決めることができる。

だけど、子どもはそうはいきません。

 

ある意味、大人に押し付けられた「自分で選んでいない環境・人間関係=世界」はストレスです。

ストレスとの付き合い方、コントロール・制御の仕方が未熟な子どもたちは、これを「いじめ」という形で解消しようとします。

 

子どもは無意識のうちに、いじめを正当化する理由を常に探しています。

  • 〇〇を持っていない
  • ■■を知らない
  • ・・・

多数派と違うことは、どんなことでもいじめの理由になります。

 

受けたことがない人にはわからないでしょうけど・・・いじめは人生を狂わせます。

そうして出来上がったのが、僕です(苦笑)

子どものいじめは、大人のいじめより陰湿な面があります。

 

 

 

 

番組では子どもの貧困が、モノだけでなく「人とのつながり」まで剥奪することを言及しています。

・・・ここからは、結構強烈です。

 

学校から帰っても家に親がいない

通常世帯・・・37.7%
困窮度I・・・50.1%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

おい!

 

家族旅行ができなかった

通常世帯・・・7.8%
困窮度I・・・46.2%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

待て待て待て!

 

 

これも仕事掛け持ちして手取り20万円で子ども2人育てている母子家庭が取り上げられていました。

子どもに、好きなお母さんの料理を聞いたら、帰ってきた答えが「お好み焼きと3センチくらいの太さのオムレツ」

 

NHKのKはやらせ過剰演出のKだから、まぁ、NHKに限らずメディア全般嘘くさいので、鵜呑みにはできないけれど。。

ホントだったら、切なすぎやろ。。。

 

 

 

「教育や経験の剥奪」についても。。。

もう、紹介するのがしんどくなってきた。。。

学習塾に通わせることができない

通常世帯・・・3.6%
困窮度I・・・35.7%

習い事に通わせることができない

通常世帯・・・3.3%
困窮度I・・・31.1%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

10倍!

 

僕は、「塾や習い事にいかせなければ、学力がつかない」っていう親は無知で無能だと思っています。

ひと昔前ならいざ知らず、ハーバード大学の講義が無料で受けられるこの時代に。

やる気さえあれば無料でiPhoneアプリの作り方が教えてもらえるこの時代に。

何言ってんだ、って話です。

 

僕もこの2日間、夜勤の合間に時間見つけては6冊ほど本を読んで、自治体や政府が発表している資料に目を通して。

「子どもの貧困」だけでいえば、今、大学で貧困のクラスを受講している学生より、よっぽどくわしくなったと思っています。

何百万円も学費払わなくたって、勉強はできる。

改めてそう思いました。

 

 

と同時に。。

 

貧困は、子どもの教育だけでなく、親の教育も奪っているって、改めて思いました。

 

工夫の余地はあるのに。

それに気づけない、気づいても思考・行動が常にギリギリで余裕がなく、調べたり勉強したり考えるのに必要な時間が取れない、何とかしようという気力がそがれる・・・

 

貧困は、一度落ちたら抜け出せないアリ地獄と同じです。

 

誕生日を祝えない

通常世帯・・・3.6%
困窮度I・・・35.7%

学校行事に参加できない

通常世帯・・・3.3%
困窮度I・・・31.1%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

また10倍!!

 

僕は学校行事にいい思い出がない、というかむしろいじめで嫌な思い出しかないので、むしろなくしてほしい派なのですが(苦笑)。

でも、そうじゃない子にしてみれば、子ども同士の社交場である「お誕生会」に友達を招けなかったり、「学校行事」への不参加が、いじめの原因になる可能性や、劣等感を産む可能性は、限りなく「大」です。

 

 

・・・

番組で紹介されたのは2017年段階の中間報告に基づく数字でした。

今は最終とりまとめが行われたデータを大阪府が公表しています。

参考 子どもの生活に関する実態調査(大阪府)

 

東京都大田区で行われた調査結果の紹介

区立小学校に通う全ての5年生とその親に対して調査を行い、約3500世帯から回答を得たということで。

以下14項目のうち、経済的理由で3項目以上が剥奪されている過程を貧困家庭とすると・・・

  1. 海水浴に行く
  2. 博物館・科学館・美術館などに行く
  3. キャンプやバーベキューに行く
  4. スポーツ観戦や劇場に行く
  5. 毎月お小遣いを渡す
  6. 毎年新しい洋服・靴を買う
  7. 習い事(音楽・スポーツ・習字等)に通わせる
  8. 学習塾に通わせる
  9. 1年に1回程度家族旅行に行く
  10. クリスマスのプレゼントをあげる
  11. 正月のお年玉をあげる
  12. 子どもの年齢に合った本がある
  13. 子ども用のスポーツ用品・おもちゃがある
  14. 子どもが自宅で宿題をすることができる場所がある

おおた 子どもの生活応援プランより引用

 

支援が必要とされる世帯は全体の21%!

なんと、5人に1人です。

 

この調査に協力した、両親ともに非正規の夫婦を例にとると。

夫が腎臓の持病を持っているため医療費がかさみ、入院すれば収入が途絶える。

 

その結果、国民健康保険を滞納。

 

国民苦しめといて、何のための保険だよ!

 

 

 

切なかったのが、次。

子どもにこんな質問をしたところ・・・

「頑張れば報われると思うか?」という質問に対して、「あまり思わない・思わない」と答えた子どもの割合

その他・・・16.4%
支援が必要な家の子ども・・・23.7%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

「自分に価値があると思うか?」という質問に対して、「あまり思わない・思わない」と答えた子どもの割合

その他・・・36.3%
支援が必要な家の子ども・・・46.8%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

何だよおおおお!

 

人間の価値なんて、自分で決めればいいのに。

つーか、自分で決めるしかないのに。。。

 

ある子どものアンケート結果がすべてを物語っています。

自分の将来が楽しみだと思う

思わない

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

悲しいよ、悲しすぎだよ。。。

 

千葉の高校で行われたアルバイトに関する調査結果紹介から見る、教育・進学という名の負担

千葉の高校で行われたアルバイトに関する調査結果紹介から見る、教育・進学という名の負担

 

アルバイトを週4日以上やっている・・・44%
平日4時間以上働いている・・・46%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

・・・

 

アルバイトの目的

生活費・・・51%
進学費用・・・18%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

生活費と進学費、逆転してくれよ!!

 

アルバイトをしている学生のうち、学校を辞めたくなるほど悩んだことがある

31%

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

耳を疑ったのが・・・

外見上同じだし、スマホ持ってるし、生活に困ってるなんて知らなかった(先生談)

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

学校休んでる生徒いるのに、なんで気づかないんだよ!!

って思っちゃうけど・・・ぶっちゃけ今でも思ってるんだけど。

 

先生も、過労死ラインギリギリで仕事してますからね。

責めるべきはこの先生じゃなくて、今の教育環境です。

・・・と、一応理性的なフリをしておきます。

 

 

この後、

  • 進学費用は55%が「すべて自分」「一部自分」が払う(千葉県高校生アンケート調査)
  • 奨学金についての説明会を開く高校もある
  • 奨学金を借りることにした成績トップクラスの女の子が、奨学金支給前に「入学金」がかかるため「教育ローンを借りるしかない」現状

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

等が取り上げられました。

 

ちなみに、国の教育ローンも、有利子(年利1.81%)=借金です。

 

有識者・司会の方々のコメントは、予想通り「残念」!

有識者・司会の方々のコメント

 

有用なデータをたくさん紹介してくれた番組でしたが、その結末は

  • 社会で考えていかなければいけない問題
  • 実態調査をきちんと分析して対策にいかしていくことが大切
  • 地方自治体だけじゃなく国じゃなければできないことがある。税制・社会保障・雇用の改革も両輪で進めるべきだ
  • どんな子であれ、教育保障は保たれるべき。みんなが感じるべき。社会保障を投入すべき。
  • 自立が大切なのはわかるけれど、今は孤立になっている。
  • しんどい、きついという子どもの声に寄り添うことが大切。
  • 子どもの貧困は未来の貧困につながっていく。
  • 貧困の問題はトータルに考えていくべき。
  • 子どもが子どもとして生きる権利、親が親として生きる権利を守るべきは「国」

NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」より抜粋

 

すっげぇ普通。

やっぱ、このあたりが限界か。。。

 

最後に、子どもたちのエモーショナル(感情的な)声がいくつか紹介されて番組は終わり。

たかみなも母子家庭だったんだ。。。

 

・・・

僕のまとめ力だとこれくらいが限界です。

興味がわいた方はぜひ、オリジナルをご覧ください。

単品試聴で税込み216円です。

参考 NHKスペシャル「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」公式ページ

 

子どもの貧困は、相対貧困ではなく生活保護で暮らすのと同レベルの貧乏生活という事実!

子どもの貧困は、相対貧困ではなく生活保護で暮らすのと同レベルの貧乏生活という事実!

 

NHKのつくる番組ですから、またヤラセ過剰演出かもしれないという疑いもあったので(笑)。

番組で紹介されたデータや関連資料を読んだり、何冊か本を買ったりしてみました。

 

・・・

わかったのは・・・さらに驚くべき現実でした。

 

相対貧困は、「一般家庭に比べて貧しいけれど、最低限の生活はできる」という認識で語れることが多いけれど・・・

これのどこが「最低限の生活ができている」のでしょうか。

 

僕なりに調べて、信ぴょう性の高い(=複数の資料で指摘されている)データをいくつかご紹介します。

非正規やシングルマザーの心の叫び的なヤツは、週刊誌やネットのニュースでいくらでも流れているから、ここでは僕たちが普段なかなか出会うことのない数字を取り上げることにします。

 

経済大国日本の自負は、今すぐ捨てましょう。

日本は・・・決して豊かな国ではないのです。

 

世界と比較した日本の子どもの貧困

世界と比較した日本の子どもの貧困

 

まずはざっくりと世界から見た日本の子どもの貧困の現状を見てみましょう。

 

厚生労働省が行った「国民生活基礎調査」によると

子どもの貧困率は2012年時点で16.3%

→6人に1人の子どもが相対貧困

徹底調査 子どもの貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) 日本財団 子どもの貧困対策チーム (著)

 

OECD(経済協力開発機構)が行った2010年の調査によると

日本の子どもの貧困率は34か国のうちで第10位

徹底調査 子どもの貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) 日本財団 子どもの貧困対策チーム (著)

 

2016年にユニセフが行った調査によると

貧困層と中間層の格差は41か国の中で第8位

徹底調査 子どもの貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) 日本財団 子どもの貧困対策チーム (著)

 

 

日本の場合、子ども1人の3人家族だと、だいたい年収207万円(=月収17万円)を割ると、相対貧困になります。

「月収17万円あれば、豊かではなくても貧乏ではないのではないか」と思う人が多いですが、世の中そんなに単純ではありません。

 

収入の多い社会、国では最低限の生活をするためのコストも上がります。

総務省が行った調査によると、大都市部に住む二人以上の家族の平均支出は約30万円ですから、相対貧困の家族は一般家庭の約半分で生活をしているということになります。

物価は高いし、大学を出なければ企業に就職する資格すら得られないこの国では、17万円では人並みの暮らしはできないのです。

 

ちなみに。

34か国のうちで10位ということになっていますが、GDPが3万1000ドル以上の先進国を対象に集計しなおすと20か国の中で第4位の貧困大国ということになります。

ひとり親世帯と、子どもの貧困

ひとり親世帯と、子どもの貧困

 

どの資料を見ても、子どもの貧困を語るうえで一番スペースを使って語られているのが「ひとり親」、特に母子家庭。

気になるデータをいくつかピックアップしてみます。

 

1人親の貧困率は主要先進国で第1位(OECD全体でも2位)

子どもの最貧国・日本 学力・心身・社会におよぶ諸影響

 

母子家庭の貧困率は66%

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

母子家庭の母親の常用雇用率は32.5%(2006年)

→6割以上は不安定な雇用で生活をしている

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

大阪府堺市の調査によると、生活保護を受けている世帯390世帯のうち、25%は親も生活保護を受けていた

母子家庭に限定すれば41%まで数字が跳ね上がる

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

一人親の就業率は母子家庭で81%、父子家庭で91%

徹底調査 子どもの貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) 日本財団 子どもの貧困対策チーム (著)

 

「強きを助け弱きをくじく」は遠い昔の話。

今の日本は、世界で一番ひとり親家庭に厳しい国です。

 

その中でも特に厳しいのが「母子家庭」。

母子家庭の貧困率は66%は、父子家庭の19%をトリプルスコアで引き離しています。

 

ひとり親、特に母子家庭の貧困に拍車をかけているのが、「非正規化」です。

シングルマザーというとヤンママみたいなのを想像しがちですが、彼女たちの平均年齢は40歳前後。

この世代は男女問わず就職氷河期前後で正社員での職務経験を持っている人が少なく、30代後半から40代前半からの転職に必須な「実務経験」がありません。

 

正社員になれないひとり親が得られる職は非正規のみ。

低い賃金をカバーするために2つ以上の仕事を掛け持ちすることになり、勉強やスキル取得の時間を取れないため非正規を抜け出すことはできず、やがて体や心を蝕まれ・・・

貧困のスパイラルにはまっていくことになります

 

子どもを追い詰める日本の学歴社会

子どもを追い詰める日本の学歴社会

 

子どもをさらに追いつめるのが教育費・・・もっと突き詰めれば大卒という学歴がなければまともな仕事につけない学歴社会です。

非正規の子どもは非正規に、貧しい家庭の子どもは貧しくなります。

 

父親が大卒だと子どもは66%が大卒、父親が中卒だと子どもの大学進学率は14%

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

雇用形態による貧困率

大企業の正社員の貧困率は5%前後、1年未満の契約や内職などで働く人の貧困率は30%前後

 

女性の貧困経験と学歴

大学・大学院を卒業している女性の貧困率は19.8%、中卒女性の貧困率は68.0%

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

最終学歴ごとのフリーター率(2002年)

<男性>

小学校・中学校・・・21.7%
大学・大学院・・・・4.5%

<女性>

小学校・中学校・・・50.2%
大学・大学院・・・・9.6%

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

総務省は2010年2月22日、09年の労働力調査の詳細集計を発表した。それによると、15~24歳のうち、中高卒の完全失業率は14.2%で、過去最悪を記録した。

JCASTニュース

 

養育費と教育費を合算した主な結果

高校・大学に進まなかった場合・・・1640万円
国立大学を選択した場合・・・2651万円
私立理系大学を選択した場合・・・2927万円

【保存版】子育てにかかる費用のすべてを解説します(ベネッセ)

履歴書・エントリーシートの学歴部分を塗りつぶし、面接中の会話で学生生活に関する話を禁止したら、大卒と中卒を見極めることのできる人事担当者は、何人いるでしょうか。

一部の例外を除いて、高校・大学に通わなければ学べないことって、どれだけあるでしょうか。

英会話が月々数百円で勉強できて、ハーバード大学の授業を無料で受けられる今の時代、数百万円という大学の学費は妥当なのでしょうか。

 

体裁ではなく【実質】で、大学を卒業せずに入社できる大企業は、今どれだけあるでしょう。

今、正社員として働き、早退貧困ラインの右側にいる人たち(=普通以上の暮らしができている)は、全員が微分・積分を使いこなせるとでもいうのでしょうか。

 

1,000万円で買う子どもの未来。

お金がなければ奨学金という借金を背負うか、プレミアムフライデーを謳歌するサラリーマンの高笑いを聞きながら皿洗いをするしかない。

本人がどんなに努力をしても勝ち目のないルールですすむ人生ゲーム。

それが今の日本です。

 

子どもの貧困に対する国の取り組み

子どもの貧困に対する国の取り組み

 

これだけ国民が苦しんでいるのに、国はいったい何をしているのでしょう。

日本の家庭関係支出はGDP(国内総生産比)0.75%で先進国では最低レベル

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

教育への公的支出も最低レベル

そのほとんどが教育機関への直接支出であり、学生に対する補助は極端に少ない

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

 

 

OECDの調査によると、18か国中「日本だけ」が社会保障制度や税制度によって貧困率が「上がる」国

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

 

生活保護を受けている、というと「貧乏なんだろうな」「かわいそうに」となりますが、相対貧困というと「頑張れば暮らせるでしょ」となります。

「生活保護受給基準が相対貧困の基準とほぼ同じ」だとしても、その考えは変わりませんか?

 

相対貧困の基準は、生活保護の基準ほぼ同等

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

「働ける」というだけの理由で。

「生活保護を受けるのは恥ずかしい」という理由で。

生活保護受給者と同じような経済環境にいるのに。

全子どもの1%しか、つまり貧困状態にある子どものうち6%しか生活保護を受けていないのです。

 

全子どものうち生活保護を受けている子どもの割合は約1%

子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

 

問題は生活保護の仕組みだけにとどまりません。

ご存知でしたか?

国民の暮らしを豊かにし、困っている人を助けるはずの税金や社会保障制度が、子どもたちとその家族に貧困率を上げているという事実を。

こんなバカな話が・・・あるのです。

 

ほかの国は税や社会保障制度を分配すると貧困率が下がりますが、日本だけは逆に上がっています。

日本の子どもの貧困は、社会保障や税で悪化している

日本の子どもの貧困は、社会保障や税で悪化している
子どもの貧困-日本の不公平を考える(岩波新書)阿部 彩(著)

 

そんな大事なことがあるにも関わらず。

日本の政治家先生たちは。

1日あたり4億円の開催費がかかるといわれる国会で(使われるのはもちろん税金)。

議員の浮気やら、失言やら、お金渡した渡してないやら。

そんなしょうもない話ばかりしているのです。

 

このまま子どもの貧困問題が解消されないと、日本はどうなるのか・・・

このまま子どもの貧困問題が解消されないと、日本はどうなるのか・・・

 

ここまでは正直なところ、ほとんどの人が「対岸の火事」というのが本音ではないでしょうか。

「大変だなぁ、かわいそうだなぁ」と思うかもしれないけれど、どうせこの記事読んで5分もすれば忘れてしまうでしょう。

 

では、これ見たらどうでしょうか?

 

子どもの貧困を今のまま解消できなかった場合。

40兆円の所得、税制収入で16兆円が失われる。

1年単位に換算すると、1兆円の所得と、3500億円の財政収入が毎年失われることになる。

徹底調査 子どもの貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) 日本財団 子どもの貧困対策チーム (著)

そして・・・

財政収入が減ることで四人家族の場合

大阪だと年間2万円
沖縄だと年間17000円

の負担増が発生する

徹底調査 子どもの貧困が日本を滅ぼす 社会的損失40兆円の衝撃 (文春新書) 日本財団 子どもの貧困対策チーム (著)

 

国や自治体が「裕福な人からは多めに、そうでない人からは少なめに」というようにうまく徴収してくれれば、負担は少なくて済むかもしれませんが・・・

消費税や国民健康保険のように一律で徴収されれば、貧しい家庭ほど大きな負担を強いられることになります。

 

貧困家庭だけでなく、今、普通の生活をできている家庭でも、子どもとのささやかな思い出作りの機会を減らさなければいけなくなる可能性がある、ということです。

 

 

 

それでも対岸の火事のあなたは、もう少し想像力を働かせてください。

 

もしあなたが明日、交通事故に巻き込まれ、一生モノの障害が残ってしまっても、会社は同じ給料で雇用を継続してくれるでしょうか?

何らかの事情で共働きをできなくなった場合、家族の暮らしを守れるでしょうか?

会社が倒産して非正規しか勤め口がなかった場合、正社員と同じ仕事をしても時給1,100円という待遇格差を喜んで受け入れられるでしょうか?

突然、最愛のパートナーを亡くしたとして、あなたは今の職場で子育てと仕事を両立できるでしょうか。

・・・

不幸は、ある日突然、なんの前触れもなく、誰にでもやってきます。

そんなとき、今の日本はあなたと、あなたの最愛の家族を守り、助けてくれるでしょうか?

 

 

貧しさは欠乏です。

欠乏は人を攻撃的にします。

攻撃的になった人に傷つけられた人は、別の誰かを傷つけます。

この問題を今の世代が解消できなければ、子ども達に自分の心と体を守るため、誰かを傷つけなければいけない世の中という負の遺産を残すことになります。

 

あなたが手渡したいのは、そんな世の中ですか?

自分の子どもにだけ、衣食住をそろえ、習い事に通わせ、大学を卒業させる。

それだけで、本当にいいのでしょうか?

 

あなたが子どもの貧困に対してなんの関心も示さないということは、あなたがあなたのお子さんの未来に対して、なんの関心も持っていないというのと同じ意味です。

 

 

 

もう一度聞きます。

子どもの貧困は、本当に対岸の火事ですか?

 

子どもの貧困を、政府に頼らず社会の力で解消するには

子どもの貧困を、政府に頼らず社会の力で解消するには

 

では、どうすれば子どもの貧困は解消するのか。

 

石頭の政府を相手にしてもらちがあきません。

そんなの待っている余裕もありません。

そこでこの章では、いくつか民間で、できるだけコストをかけずに今日からできることをいくつか考えてみました。

大学関係者全員に池上さんの本の購読(自腹)を義務化する

「先生」と呼ばれるに値しない、シンプルな考え方の出来ない大学の無能どもを一掃する

 

なぜ、国は子どもの貧困を軽く見るのか。

なぜ、僕たちはこの問題を人ごとにしてしまうのは・・・

 

今回、ガラにもなく勉強して思ったのですが・・・

大学の偉い先生や、識者と呼ばれる方々の書く文章は、とにかくわかりにくい!

これではどんなに大切なことでも、誰も耳を傾けてはくれません。

 

大学の先生の頭がどれだけ堅くて、ムダに複雑で、プレゼン能力がないかを示す、格好の資料がありました。

参考 応用物理学会にて「日本の大学の研究競争力はなぜ弱くなったのか?」(ある医療系大学長のつぼやき)

 

今の大学は研究費が減らされているのと、研究に専念できない(時間が取れない)から世界に遅れを取っているのだそうです。

誰が作った資料かしらんけど・・・

超読みにくいよ!

結論を先に書け!!

基本の「き」だろうが!!!

こんな読みにくい資料しか作れないから国から研究費削られるんだよ!!

 

 

政府に提言する立場の人間にプレゼン能力、説明力がないというのは、ゆゆしき問題です。

学生さんたちの学力低下も心配です。

 

そこで。。

教壇に立つ先生も、研究だけに専念する先生も。

大学に籍を置いている限り、池上さんが本を出したらすべて自腹で購入することを義務化することを提案します。

 

 

先生がたには、池上さんの本を死ぬほど読んでいただいて、年に1回のプレゼンと説明のテストを受けてもらい、落第点だったら辞めていただく。

 

 

考えてみれば・・・

高校までの学校の先生になるには、教職を勉強して、教員免許をとって、その上で教員採用試験を受けますよね。

教育関係を指導・研究している教授以外は、いわば教育の素人。

 

大学は、教育機関と研究機関、両面の性格をもっています。

どちらもおろそかにはできませんから、今から全員に教員免許を取れとまではいいません。

言いませんが・・・せめて人にモノを教えられる、自分の研究を誰にでもわかるように説明するくらいの能力は身につけてもらわないと困ります。

 

 

先生方がこの問題を分かりやすく伝えてくれなければ、いつまでたっても他人事のまま。

国民の関心がないことに、国が本腰を入れるわけがありません。

子どもの貧困問題が前に進むか、貧乏人に押しつけたままかは、先生の双肩にかかっているんです。

 

明日、会議を開いて結論を出してもらう

明日、会議を開いて結論を出してもらう

 

そもそも、子どもの貧困は、どうすれば解決することが出来るのか?

それを明確に書いていた本は一冊もありませんでした。

だいたいは「政府が本気で取り組む問題と意識し、お金を出すこと」という結論で終わっています。

 

子どもの貧困が、お金だけ出せば解決できるような単純な問題ではないのはわかりますが・・・

だけど、「国がお金を出すべきだ」というからには、「いくら足りないのか」をくらいは出してくださいよ。

 

あなたは「金が足りないから、とりあえず出せ」と言われて、「はい、どうぞ。」と出せますか?

 

国だって同じです。

 

受給者202万人(146万世帯)、給付額3兆4千億円の生活保護。

(少なくとも表向きは)1000兆円を超える借金。

を抱える今の日本政府に、ただ「金を出せ」と言っても、首を縦に振るわけはありません。

 

 

だから。

明日、日本で子どもの貧困を研究している大学の先生全員で集まって、決めましょうよ!

目標のない努力は、目的地を告げずに走らせるタクシーと同じです。

 

繰り返しになりますが、子どもの貧困は様々な要素が絡み合った、複雑な問題です。

一撃ですべてを解決するのは無理です。

だけど、例えば「金銭的な理由で進学できないこともをなくす」というように、的を絞れば、それを達成するための目標値は出せるはずです。

 

 

どの本でも、国を揺るがす深刻な問題って言ってるんですから、休暇や学会の一つや二つ、キャンセルしてでもやりましょうよ。

・・・やっぱ、子どもは国の宝だとか、子どもの貧困は絶対に解決するべきとか、結局は口だけなんですか?

 

具体的な目標ができれば、そのための手段も具体的になります。

手段が具体的なら、人が動きます。

先生は、偉いから先生って呼ばれているんですよね?

どうか僕たちに、「国や神様ではなく、僕たちでできること」を示してください!

 

大学で投資と博打を教える

大学で株やFXなど、投資を教える学部・学科をつくる、専門学校をつくる

 

ひと昔前は「うさんくさい」「危ない」「危険」と博打のイメージのあった投資ですが・・・

iDeCoにNISA・・・今は国が投資をゴリ押し推奨しています。

年金だって株式で運用されていますし、大学だって学費をつぎ込んで株や債券を買っています。

にもかかわらず、投資を専門に教える大学、学部、学科というのは、聞いたことがありません。

 

個人が稼げるスキル・ノウハウ・知識を、ますます厳しい経済状況を乗り切る知恵を、そして悪い連中から自分の財産を守る術は、一つの学問として追及される価値があり、国民が広く深く学ぶべきものではないでしょうか。

 

教えられる人材がいないというなら、外から連れてくればいいのです。

Amazonで「投資」とか「FX」と検索すれば、様々な著書を書いている有名な投資家がいくらでも出てきます。

月利3%程度の利益を上げられる投資方法でよければ、僕が講師やってもいいですよ。

参考 WinF-FX(僕がやってるFX投資ブログ。毎月3%程度の利益が出ています)

 

 

あと。。。

生活保護を受けているのにパチンコに行っちゃうギャンブル依存症の人を治療し、一流のギャンブラーとして再生させるという風に、視点を逆にして。。。

ギャンブル依存症にならずに、高確率で勝つための学問=ギャンブル学を教える学部・学科なんてのを作ってもいいかもしれません。

 

・・・

投資は無理でも、パチンコ・スロットなら教えられる教授は、結構いそうな気がします(笑)。

 

「学歴欄」のある履歴書の提出を求める企業をブラック企業に認定する

「学歴欄」のある履歴書の提出を求める企業をブラック企業に認定する

 

ほどよく大学をディスった叱咤激励したところで、次は企業です。

まず上でさんざん指摘した学歴社会の是正について。

 

東大卒業見込みの新卒クンと、中卒で実社会の荒波にもまれてきた子を並べて。

履歴書の学歴欄をすべて塗りつぶして。

履歴書・エントリーシート・面接のやり取りの中で学生生活に関することをすべて消したら。

東大卒と中卒を区別できる人事担当者がどれだけいるでしょうか?

 

人手不足を嘆き、海外の方を雇って、日本語と日本独自の文化を一から教えるのと。

就職氷河期をたくましく生き延びた人や、絶対に子どもを育て切るという決心をしているシングルマザーの女性たち。

より低い育成コストで、営業職で即戦力になる可能性が高いのは、どちらでしょうか?

 

 

大学にいくこと、大学で学べることを否定する気はありません。

かけがえのない青春時代に、大学というモラトリアムで何かに打ち込み、多くの学びを得る学生も相当数いるでしょう。

そういう学生であれば、学歴や大学名ではなく「自分」で勝負ができるし、それを望むはずです。

 

「厳しい受験戦争を勝ち抜いてきた子ども達の苦労はどうなる?」という意見は・・・かわいそうですが却下です。

社会に出てからの大人は「結果」で評価されます。

就活をするということは、結果第一主義の評価で動く世界に自分から足を踏み込むということです。

だったら、過去の努力や肩書きではなく、それまでの人生で出した結果で評価するのが筋というものでしょう?

 

 

っつーか。。

ブラック企業大賞さん。

よっぽど特殊な業務を行う企業以外で、学歴欄のある履歴書を求めるような企業は、全部まとめてブラック企業に認定しちゃいましょうよ。

参考 ブラック企業大賞

 

「高校生時給」を設けている企業に不買運動を仕掛ける

企業に同一労働・同一賃金を徹底させる

 

雇用形態に関係なく、いい仕事をすればそれに見合った給料を出す。

非正規で働く世帯の収入を増やすことで貧困を緩和するだけでなく、「努力すれば報われる」実感をもつ親を見ることで、子どもの自己肯定間を高めることにもつながります。

正社員との間におこる競争をフェアなものに保つことができれば、部署全体、会社全体の効率化や収益増も期待できます。

 

フルタイムで働いているシングルマザーはいくらでもいます。

きっと正社員と全く同じ仕事をしている人も相当数いることでしょう。

正社員と派遣社員の平均年収格差は約185万円

・・・個人が185万円盗んだらつかまるのに、企業が同じことをやっても罰則がないのは・・・意味が分かりません。

 

 

もう一つ、同一労働同一賃金を徹底してほしい分野があります。

パートのおばちゃんだろうが、高校生のバイトだろうが、同じ仕事してるんなら、同じ給料払うのが筋ってもんじゃないでしょうか?

 

何だよ、高校生時給って!

我が家の近所にあるコンビニでは、高校生時給だと一般より100円安いです。

スーパーやファミレス等々、高校生が働ける職場の求人にはほぼ100%「高校生時給」の5文字が書いてあります。

 

1日4時間、週4日(月に16日)バイトしている高校生一人から、1か月で6400円、1年で76800円、3年で23万400円も搾取していることになります。

これだけあれば、関西外大の入学金が払えます。

 

僕なら、横柄な態度のおばちゃんより、かわいい女子高生にレジ打ちしてもらったほうがうれしいです。

彼女たちの時給を上げて寄り熱心に仕事をしてくれるようになれば、間違いなく売り上げは上がります!

 

あなたもそうでしょう?

いついってもやる気のないおばちゃんパートしかいないコンビニやスーパーより、ピッチピチの女子高生や爽やか男子が笑顔で対応してくれる店のほうが、良いと思いません?

 

NHKがちゃんと”公共”放送をする

NHKがちゃんと公共放送をする

 

いろいろ言いたいことはありますが。。

今回のテーマから外れるので不問にします。

・・・今回は、ね。

 

子どもの貧困に関して、僕がNHKに申し上げたいのは以下4つだけです。

相対貧困の家庭を受信料免除の対象に加える

給与の上限を600万円にし、残りは寄付する

学歴偏重の採用活動を見直す

公共性の高い番組は無料でオンデマンド配信する

 

NHKの受信料は、12か月分前払いでも13,990円かかります。

テレビを置いているだけで、NHKの番組を一切見ていなくても請求されます。

 

個人的にはケーブルテレビのように「NHKを見ている世帯」からのみ受信料を徴収する仕組みを作るというのが、フェアなやり方だと思うのですが・・・既得権益にしがみついている放送法でそう決まっているのであれば、まぁ仕方ありません。

 

ただ。

受信料免除の対象に「シングルマザー」や「相対貧困の家庭」は入っていないのは、どうなんでしょうか?

参考 放送受信料の免除について(NHK)

 

非正規やひとり親、貧困を取り上げてはお金稼いでいるのですから。

折に触れて「みんなで考えよう」ときれいなことを言っているのですから。

少しくらい、考えてくれてもいいのではないでしょうか。

 

 

次にNHK職員の給料。

平均年収は各種手当を含め、1,780万円と言われています。

あなたたちに、年収180万円の非正規を「大変だ、かわいそうだ」という資格はあるのでしょうか?

 

NHKの職員数は平成28年度で10,273人。

給料の上限を600万円にしたうえで、それ以上もらっている人から差額を徴収して寄付するようにすれば・・・

(1780万-600万)x10273人=1,212億2,140万円!

 

子どもの貧困、これで解決じゃん!

 

 

あと・・・NHKさんなら学歴で差別せず公正な採用をしているのではと期待して、「NHKアナウンサールーム」を少し覗いてみたのですが・・・

有名大学出てないアナウンサー見つけることができませんでした。

学歴差別はダメだと思います。

 

 

最後に・・・

せめてNスペは社会全体で考える問題を扱ってるんだから、オンデマンドの過去放送を無料で見せてください!

「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」見るのに216円使っちゃったじゃん、僕。。

自分で言ってるんですから、公共への福祉、しましょうよ。

↓↓↓

NHKは、政府から独立して 受信料によって運営され、公共の福祉と文化の向上に寄与することを目的に設立された公共放送事業体であり、今後とも公共放送としての責任と自覚を持って、その役割を果たしていきます。

公共放送とは何か(NHK)

 

 

本当は、NHKに限らずあらゆるメディアが取り上げる問題なんだけど。。。

何にもしなくてもガッポリお金が入ってくるNHKと違って、民放はスポンサーがなければ何も出来ません。

視聴率とれなきゃ番組はつくれないし、スポンサーの顔色うかがわなきゃいけないから、あんまり突っ込んだことは言えないだろうし、スポンサーだって費用対効果のない広告は出しません。

だから、NHKなんです。

男みせろや、NHK!!

 

 

・・・

これは、教授や社長や局長にだけのメッセージではありません。

あなたに言っているのです!

 

国だって。

大学だって。

企業だって。

NHKだって。。。

 

元をたどれば一個人です。

 

大学教授じゃなくたって、大学職員のあなたには、紙1枚節約することすらできないのでしょうか?

企業の社長じゃなくたって、人事総務に勤めているあなたに、できることは何一つないのでしょうか?

NHKの局長じゃなくたって、番組に直接関われなくたって、本当に何一つできないのでしょうか?

 

胸に手を当てて、考えてみてください。

 

あなたは「自分が」子どもたちを貧困に追いやっているという自覚を持っていますか?

あなたは「自分が」子どもたちを貧困に追いやっているという自覚を持っていますか?

 

ここまで、

  1. 子どもの貧困の現状
  2. 社会に求める子どもの貧困問題解消に向けた具体策

と述べてきました。

 

だけど・・・

僕が一番思うのは・・・

子どもたちを貧困に追い込んでいるのは、実は僕たち自身ではないかということです。

 

  • 子どもの貧困に関する無知・無関心・他人事化
  • 匿名で行われる貧困に悩む子どもとその親、家族への心ない中傷

 

あなたにも、思い当たるフシがあるのではないでしょうか。

 

一番悪いのはイジメの加害者です。

だけど。

同じクラスでイジメが行われているのを知ろうともしない、知っているのに何もしないというのは、罪ではないのでしょうか?

 

 

以下に、今から「あなたが」できることを書きます。

 

ここまで読んでくださったあなたは、相当ガマン強い方です(笑)。

きっと最後までこの記事を読んでくださるでしょう。

 

そんなあなただからこそ、できることがあります。

あなたが、子どもたちの未来を照らすのです。

 

子どもの貧困について「学ぶ」

僕は、正直なところ、活字の本を読むのは嫌いです。

だけど、今回、頭が悪いなりに勉強して本当に良かったと思います。

 

今回僕が読んだ書籍を紹介します。

もちろん、インターネットだけでも学べることは多々ありますが、頭に入る度が全く違います。

まずは一冊、手に取ってみてください。

 

子どもの貧困-日本の不公平を考える (岩波新書)
岩波書店 (2016-12-15)
売り上げランキング: 34,740

 

少し古いデータですが、子どもの貧困に関する資料を一通りそろえたいということであればこれが一番です。

 

子どもの貧困II――解決策を考える (岩波新書)
阿部 彩
岩波書店
売り上げランキング: 13,736

 

子どもの貧困-日本の不公平を考える を踏まえたうえでの続編。

筆者さんなりにこの問題を解決する方法をいろいろ考えていらっしゃいます。

結局は国任せ、というところが残念ではありますが、自分なりに何かしたいと思ったとき、考え方の参考にはなります。

 

 

Nスぺ「見えない“貧困”~未来を奪われる子どもたち~」で出てきた「40兆円」の根拠が知りたくて買った本。

この本も、著者たちなりに問題解決のための提言をしていますが、結局は政府だのみなのが残念。

基本的には子どもの貧困-日本の不公平を考える?と同じような資料が並びますが、2冊、3冊と読むことで復習になり、しっかりと頭に入ります。

 

 

子どもの貧困-日本の不公平を考える?は大学の先生が淡々とデータを紹介しただけで終わった印象ですが、こちらは児童福祉司、アメリカ児童保護局等でのインターン、等々を渡り歩いた山野良一氏の「現場の熱」を感じる内容になっています。

少し国に対する非難・苦言が多いですが、実際の貧困に悩む家庭・子どもたちの姿がありありと書かれています。

 

子どもに貧困を押しつける国・日本 (光文社新書)
光文社 (2014-11-14)
売り上げランキング: 81,891

 

子どもの最貧国・日本~学力・心身・社会におよぶ諸影響の続編。

どちらかといえば前作はデータ重視、本作は著者さんなりの問題解決方法の提案、という雰囲気です。

重複する部分もそれなりにありますが、繰り返し読むことで問題をより深く理解できて良いと思います。

 

生活保護vs子どもの貧困 (PHP新書)
PHP研究所 (2014-02-07)
売り上げランキング: 17,888

 

生活保護のことを知りたくて読んでみました。

「適正化モデル」と「人権モデル」の微妙な対立を中立の立場から解説してくれています。

不正受給の取り締まりを強化すれば弱者が苦しみ、広く門を開けば不正受給が増える・・・このジレンマ。

こういう本は大抵、事実の羅列で終わりがちですが、著者さんの経験・体験を盛り込んだ攻めの姿勢がとても良いと思いました。

 

 

どれも役に立ちましたが、今回一番強く共感したのがこの本です。

別の仕事を持ちながら、児童養護施設のサポートを行うNPOを立ち上げた著者さんが感じたこと、学んだことを、「僕たちにも分かる言葉・文章」にかみ砕いてくれています。

「プロの邪魔をしない」というのと「できることをできる範囲で行動として形に残す」という主張に大きな共感を覚えました。

 

貧困に悩む子どもとその親、家族への心ない中傷はしない

上記の本を1冊でも読んでもらえば、

「シングルマザーが貧乏なのは男を見る目がないのが悪い」

「離婚するのが悪い」

「自己責任」

なんて言葉は出ないと思います。

 

っつーかね。

たとえ親に落ち度があったとしても、子どもに罪はありません!

 

子どもは親を見て、親の周りにいる大人を見て自己肯定感や自己効力感を育てていきます。

自分の一番身近にいる大人=親を軸として、自分と周囲の距離の取り方、バランスの取り方を学びます。

親が揺らげば、当然のことながら子どもも揺らぎます。

 

自分を一生懸命に育ててくれている親が、誹謗中傷にさらされてうなだれているのを見た子どもは、社会にどんな気持ちを抱くでしょうか?

大人になるのが楽しみだ、とか、頑張ろう、って気持ちを、もてるでしょうか?

 

第一・・・いい歳した大人が顔も名前も伏せて、自分の身の安全を確保した上でよってたかって一人をいじめるとか・・・ダサすぎだろ!!

 

とかいうと、僕が書いて炎上したあの記事はどう言い訳するつもりだって言われるんでしょうけど。。

参考 【待機児童問題】子どもを0歳から保育園に預けるのって育児放棄じゃないの? #taikijidou0challenge

 

僕は匿名で個人を叩くようなことはしていません。

異論・反論にはすべて答えています。

何も考えていない親への苦言は少々棘のあるかもしれませんが、その根底にあるのは、子どもと真剣に向き合う親や、保育の現場にいる人達へのエールであり、僕が非正規やブラック企業に勤めていた頃に学んだワーキングプア脱出のためのアイディアのシェアです。

 

正解がないのは分かっています。

僕だって自分がやったことが正義だなんて思っていません。

この記事だってそうです。

 

「人格の否定」と「忌憚のない意見」を混同しないように!

たとえ厳しい言葉であっても、それが本人や子どもたちに向けた愛にあふれたものであれば、何かが前に進みます。

逆に、その中にあるのが悪意だけだったら、優しい言葉だって凶器になります。

 

僕たちはAIではありません。

理論の整合性より、人として正しいか、正直か で判断しましょう。

 

選挙にいく

老人をないがしろにしていいわけではありませんが・・・大阪市営地下鉄御堂筋線の中で「年金でiPhone7買った」と大声で自慢してるおじいちゃんと出会う今の日本は、どう見ても老人優遇です。

でもこれって・・・完全とは言わないまでも・・・僕たち自身の身から出たサビなんですよね。

 

思い起こせば2年前。

大阪都構想はほんのわずかな差で否決され、大阪市が残りました。

 

年齢層が上がるほど反対率が高まる傾向があったことから

若者の意見が老人に潰された

少子高齢化の今の世の中、若者が年寄りに勝つなんて無理

といった声があちこちで上がりました。

 

でも。

一つ、大事なことを見落としています。

このとき、20代前半と後半の人の投票率は40%を切っていました。

その一方で、70代の投票率は70%越え。

そりゃ、勝てるわけありません。

そりゃ、政治家どもに舐められます。

 

僕らがネットの上でいくらギャーギャーわめき散らしたところで、最終的にモノが決まるのは「選挙」です。

投票率の低い世代が軽く見られるのは、ある意味当然。

だけど・・・子育て世代である20代から40代の投票率が100%だったら、彼らだって僕たちのことを無視はできません。

 

最終的には候補者一人一人を吟味して投票にいくのが理想です。

でも・・・

仕事掛け持ちしてれば、そんな時間とても取れませんよね。

わかります。

僕だって、夜勤明けに選挙公約読むとか、超しんどいですから。。。

 

だから、せめて投票だけでも行きましょう。

ジジババと握手しときゃ再選できると思ってる老害ベテラン政治家の先生に、プレッシャーをかけるのです。

少額でいいから寄付をする

大きな組織の不正がたびたびニュースになるので、寄付しても使い込まれて終わりと思ってしまう気持ちはわからないでもないですが・・・

たとえ半分使い込まれたとしても、残りの半分は届きます。

 

今はより子どもたちと近い距離で活動をするNPO法人も増えてきました。

自ら寄付を募る保育園や児童養護施設もあります。

 

100円すら無駄遣いできない家が無理をして共倒れでは意味がありませんが、少し余裕のある方だけでも、まずは毎月1000円からはじめてみましょう。

僕も毎月少しばかり寄付をしていますが、寄付する先を選ぶ過程もけっこう勉強になりますよ。

 

参考に僕が今寄付している団体、これからの寄付を検討している団体の一部をご紹介しておきます。

みらいこども財団
日本財団

あしなが育英会
ユニセフ
国境なき医師団
フローレンス
カタリバ
セーブ・ザ・チルドレン
Living in Peace
3keys

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職場でも、家族でも、自分のブログでも、TwitterやFacebook、LINEでも。

 

自分の言葉・感想と一緒にシェアしましょう。

 

いいか悪いかは別として・・・一人の女性が発した「保育園落ちた日本死ね」は、シェアにシェアを重ね、ついには国会で取り上げられるまで発展しました。

彼女は政治家でも有名人でもありません。

ごくごく普通の一般人です。

 

何もしなければ、何も起こりません。

だけど。

何かをすれば・・・・可能性はゼロではなくなるのです。

 

希望を捨てず、助けを求める

これは貧困の中心にいる人に向けて。

まぁ、何度も心折れかけた僕が言えた義理じゃないんだけど。。

 

それでも敢えて言わせてもらえば。

希望を捨てない限り、必ず道は開けます。

そして、心の底から助けを求めれば、大抵の場合、助けてくれる人が現れます。

 

 

あなたは知っていますか?

役所の窓口に、生活保護の申請を拒む権限はないということを。

参考 役所に生活保護の申請を100%受理させる方法

 

あなたは知っていますか?

辞められないブラック企業なんて存在しないってことを。

参考 ブラック企業を辞めたい人へ。一言も話さずに辞める方法。

 

あなたは知っていますか?

1日12時間30分拘束されていても、副業はできるってことを。

参考 「0歳から子ども預けて共働きしないと生活できない」には理解も納得も共感もできない! #taikijidou0challenge

 

あなたは知っていますか?

月々5000円積み立てて、1日2分の作業をすれば30年で70億円の資産が作れることを。

参考 WinF-FX

 

あなたは知っていますか?

自殺したくなるくらいつらく、悲しいことがあっても、まだ出来ることがあるってことを。

あなたが自殺してしまったら、親兄弟以外にも悲しむ人がいるってことを。

参考 【自殺を考えている君へ】自殺する前にやってほしい4つのこと

 

世の中は、あなたが思っているよりずっと広くて、大抵の問題には必ず解決策があります。

ただ、あなたがそれを知らないだけです。

自分で調べ、それでも分からなければなりふり構わず人に聞く。

それだけで、なんとかなることは結構あります。

 

一発モノの大きな支援より、継続できる小さな支援をつづける

もっと小さなところでは・・・

電車の中でだるそうにしない。

自分の仕事に誇りを持つ

子どもに誇りと自身を持たせたいなら、まず自分が(縁起でも良いから)誇りと自信を持って生きる

コンビニで店員さんに横柄な態度を取らず、どんな労働に対しても敬意を示す。

街では笑顔を絶やさない

スマホより前を向いて歩く

残業のない職場をつくることで、親子の時間作りに協力する

部下・上司・同僚の悩みを解決してやることで、家に戻って笑顔で過ごす日を増やしてやる

・・・

 

それだって立派な教育であり、支援です。

 

血はつながっていなくても。

たとえ顔も名前も知らなくても。

社会の一員として、一人の「大人」として、子育てに協力できることはきっとあります。

 

 

 

・・・

大事なのは、何か一つでいいので「今すぐ」行動することです。

 

自分の意思で決めて。

自分のあまたで考えて。

たった一人でもスタートして。

たった一人になっても、続けることです。

 

上記の中から一つだけでも、複数でも。

自分なりに思うところがあれば、上記以外でも構いません。

 

もしこの記事に少しでも共感してくれたら。

何か一つ、行動を取ってください。

 

あと思うのが。

「子どもの貧困を解消するには何が必要だと思いますか?以下から2つ選んでください」みたいなアンケートは、ちょっと違うかなと思います。

 

優先順位をつけるのは大事だけど、原因を1つに特定してしまうと「じゃあ自分にはできない」「自分には関係ない」という人を増やすことになるし。

誰かに一方的な負担を押しつけたら意味がないのですから。

 

いかにも日本人な発想ですけど。

「こんなこと」という制限を設けず、自分ができること、自分だからできること。自分の強み・得意なことを活かせることを持ち寄るのが、大事だと思うんだなぁ(睦月)。

 

子どもの貧困に対して、「僕が」やっていること、これからやること。

 

いろいろ偉そうに「あれしろ、これしろ」言っといて、僕が何もしなかったらカッコつかないので・・・

僕が今取り組んでいること、これから取り組んでいくことを

  1. 今回の勉強
  2. この記事を書いたこと

以外で書いておきます。

 

もし僕が、変な道に進もうとしているのを見かけたら、叱ってください。

寄付金を1万円増やす

僕は毎月、ブログの収益の10%を寄付するようにしています。

金額にすると大体月1万円から2万円の間くらいです。

参考 ブログ収益10%募金

 

ここに毎月もう1万円上乗せします。

 

といっても、僕だってブログ収益をあわせたってギリギリ相対貧困の手前という身。

家計を傾かせたら、致命傷になりかねません。

 

だから。

禁煙します。

これで月1万2000円程度は浮くはずなので、それを追加寄付にあてます。

 

2017年5月いっぱいをめどに禁煙し、6月分の収益から(=7月に振り込む寄付から)実施します。

あわせて、新しい募金先についても、検討を進めていきます。

ブログもっと真面目にやる

別に今も不真面目というわけではないのですが・・・夜勤ごときで何週間も更新できない日が続いてるというのは、ダサいな、と。

ブログ収益の10%を寄付しているので、収益が増えればそれだけ寄付額も増やせるし。

 

あとは・・・自分で言うのもなんですけど(笑)。

嫌いな人からはトコトン嫌われますが、僕の書いた記事で「元気出た」とか「頑張る気持ちになった」とか「役に立った」と言ってくれる人もいるので。

そういう人たちが自分たちの生活を、ゆくゆくは日本を盛り上げてくれるように頑張りたいです。

 

宣伝みたいで恐縮ですが。。。

僕はこのブログの他にも、以下のブログもやってまして。

非正規で働いている方、お金・生活・心に余裕がない方の役に立つかと思いますので、興味ある方はのぞいてみてください。

 

参考

WinF-JC(非正規からの転職情報)

WinF-FX(月々5000円からできる月利3%のFX投資)

WinF-CC(実戦的コールセンター仕事術)

会社をつくる

 

待機児童問題の記事が炎上したときに

「何も出来ないのに偉そうなこと言うな」的なことを言われて。。

そこで「安心して子ども育てられる会社作って、一人でも二人でも人を雇う」って宣言してるので。

 

今38歳なので、40歳の誕生日までに法人として名乗りを上げようと思っています。

 

ブログだけで人に給料払えるとは思っていないので、今、不足分を補うサービスを展開できるよう準備しているところです。

準備しているっていうか・・・2個ある引き出しのうち、どっちにするか検討しているっていったほうが正しいかな。。

 

本業の拘束時間が一気に増えたせいで体勢を崩していたけれど、いろいろ時短ツール買ったり、ルール整えたりして、もうすぐ体勢を立て直せそうです。

それ以前に、僕みたいな昭和なおっさんがつくるような会社に人が来てくれるか、って話なんですけどね。。。

 

まとめ

 

待機児童問題扱ったときもそうだったけれど。。

商業アフィリエイター・ブロガーという立場で言えば、こんな記事書いても、何の得もないんですよね。

こういう記事からモノを買う人ってほとんどいないから儲からないし、センシティブなテーマは炎上しやすいし。

 

この記事はここまでで大体2万4000文字。

勉強と執筆あわせて5日つかっています。

そんな時間があるなら、この数ヶ月の間に我が家で買ったモノを紹介する記事でも書いた方がよっぽど儲かる。

こういうハイリスクノーリターンな記事を書くのは、商業ブログ書きとしては間違っています。

 

 

でも。まぁ、なんでしょうね。

日本の未来とか、大人としてとか、人としてとか、責任とか、助け合いとか、情とか、優しさとか・・・

それはそれでカッコいいと思うんだけど。

 

単純に、子どもってカワイイじゃないですか。

それだけじゃ、ダメでしょうか?

 

たまに夜勤明けに買い物行くとき、近所の公園を通ったりすると、ちっちゃな子どもが危なっかしく走ってるんですけど。

付き添いの親はママさんどうしで談笑してるけど、後ろで無関係の僕がハラハラします(笑)。

 

僕は大人には毛虫のように嫌われますが、なぜか動物と子どもには好かれます。

マンションのアパートでベビーカーに子ども乗せた親子連れと一緒になると、「あうーあうー」言いながら僕に手を振ってくれる。

それだけで「今日は良いことがあった」と思える。

 

今回、この記事書いたのは、まだ「貧困」って言葉の意味も知らない子ども達に。

今、誰が作ったかもわからない「貧困」という2文字に苦しんでいる子どもと、その親たちに。

「ちゃんと見てるぞ。バブルで踊ったクソどもは責任も取らずに逃げちゃったけど、必ずイイ世の中にするからな!」

って伝えたいから。

ただそれだけです。

 

 

最後に。

「アフィカス」だろうが「炎上商法」だろうが「子どもいないくせに黙ってろ」だろうが「文章が幼稚園児並み」だろうが。

好きに罵ってもらって結構ですけど。。

 

居酒屋で愚痴を吐くくらいなら別にいいですけど。

 

子どもの前ではちゃんと大人してくれ。

以上です。

 

 

追伸

結局。

子どもから見て「カッコいい」大人になるための行動1つ1つが・・・子どもの貧困を解決していくような気がします。














自己紹介(共通)

小鳥遊 睦月) (たかなし むつき)と読みます。
元大手通信系コールセンター派遣社員。
36歳で派遣脱出を達成!今はシステム運用の中の人です。
コールセンター仕事術や転職など、自分でいうのもアレですが良いこと言ってます。
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