今月の寄付で、僕の寄付ポートフォリア(?)を見返していたら、これからの日本をしょって立つ中学・高校生への支援が不足していると感じたので、毎月の寄付に1団体増やすことにしました。
いろいろ考えたのですが、単純にお金渡して終わりではなく、学習の場・時間の提供に力を入れて活動されているところが気に入ったので、NPO法人「カタリバ」さんのお世話になることにしました。
生まれたときにはチャンスすら与えられず社会の礎として一生を終えることが決まっている。
そんな世の中への、おっさんのささやかな抵抗です。
【ブログ収益10%募金】子どもたちの未来に投資したい!NPO「カタリバ」に毎月2,000円寄付することにしました。

認定NPO法人カタリバ公式ページ
https://www.katariba.net/
- 高校生へのキャリア学習プログラム「カタリ場」
- 被災地の放課後学校「コラボ・スクール」
- 中高生の秘密基地「b-lab」
- 高校生が地域の課題に取り組む「マイプロジェクト」
- 教育から地域の魅力化に取り組む「おんせんキャンパス」
- 生活困窮世帯の子どもたちに学びと居場所を提供する「アダチベース」
といった事業を展開されているそうです。
設立は2001年の11月。
もう15年(2017年9月16日現在)も活動を続けていらっしゃるんですね。
代表の今村久美氏がこの団体を設立したのは、まだ大学生の頃だったそうです。
・・・
自分が大学生だった頃は、子どもの貧困とか、進学のできない中学生・高校生がいるなんてこと、考えたこともなかった。。。
僕が2000年度に大学卒業してるので、1歳か2歳しか歳も違わないはずなのに。。
変なコンプレックス感じてしまうわ。。。
国が完全に国民の収入を管理し、福利厚生を強制的に平等にする「社会主義」と違って、日本のような「資本主義」だと。。
努力やスキルで収入・生活の質を向上できる自由がある一方、どうしても「貧困」「格差」ができてしまう。
そしてその「貧困」「格差」は本人の意思・才能・努力等に関係なく・・・
親の経済力でほぼ決まってしまうのが、今の日本。
以前、ちょっとしたきっかけで「子どもの貧困」について調べたことがあって。
「頑張れば報われると思うか?」という質問に対して、「あまり思わない・思わない」と答えた子どもの割合
その他・・・16.4%
支援が必要な家の子ども・・・23.7%
「自分に価値があると思うか?」という質問に対して、「あまり思わない・思わない」と答えた子どもの割合
その他・・・36.3%
支援が必要な家の子ども・・・46.8%
僕も子どもの頃は、とにかくいじめられているのがイヤで、イヤで、イヤで、イヤで。。
何にもしてくれない学校に対しては絶望しきっていました。
だけど社会に対しては「いじめられているのは学校にいるからだ!大人になれば自分で生き方を選べる。」っていう希望がありました。
今の子どもたちには、それすらないのか、と思うと。
「そんなバカなことがあっていいのか!?」
と、血圧が上がってしまうわけです。
そんなわけで、今も子どもの貧困について支援(の真似事)と、少しずつだけど勉強を継続しているわけですが。。
その中でカタリバさんを知りました。
トップページに書かれた以下の一言に、「僕も何かしたい」と思うところがあり、今回寄付ポートフォリオに入れさせていただいた次第です。
高校生の68.3%が「自分が参加しても、社会は変わらない」
明日を担う高校生の現状はこのような“自己肯定感"の低さに現れています。もし高校生の頃に、将来に向けて背中を押される“きっかけ”さえあれば、主体的になれる生徒も多いはず。そんな想いから始めたのが、キャリア学習プログラム「カタリ場」です。
まとめ
理想は、
寄付・募金なんてなくても
お金持っていようが、持っていなかろうが。
どんな親の元に生まれてこようが。
本人が努力して、成果を上げればそれが報われる。
そんな世の中です。
だけど今はそうじゃない。
そして。
世の中がどんなに腐りきっていても。
自分まで腐っちゃいけない!
遊びでやるオセロや将棋なら負けてもいいけれど、人生の勝負だけは絶対に負けちゃいけない!!
実力主義を推し進めれば、中には負ける人も出てくる。
最低限の救済策は用意されるべきだろうけれど、それはそれで仕方ない部分はある。
だけど。。
勝負の舞台にも立てず、チャンスすら与えられず、平均以上の人たちの礎として一生を終える。
そんな世の中は・・・
絶対に間違っています!!
そんな世の中に対して、おっさんがささやかな抵抗を宣言した土曜の昼下がりでした。
終わり。
追伸
「寄付ばっかりして、奥さんをちゃんと養えているのですか?」
とごもっともなメールをいただきました。
ご心配、ありがとうございます。
・・・
ブログ、頑張ります。。