待ちに待った三連休。
一日中家でゴロゴロして、夜は10時間寝て、最終日はマッサージにいったのに・・・疲れが、取れない!
抜けないダルさ、ボーッとしてさえない頭、つづかない集中力。
これって、もしかして慢性疲労?
いくら体を休めても疲れが抜けない時は、体の疲れではなく「脳の疲れ」を疑ってみたほうが良いかもしれません。
- 睡眠時間を多くするとか
- 運動を控えておとなしくしているとか
- 肉を食べるとか
- レッドブルやモンスターエナジーを飲むとか
- マッサージや温泉にいくとか
といった大抵の人が疲労回復のためにすることは、体の疲れには効果があっても、脳の疲れには効果がありません。
体を休めるのとは根本的に違った休息法を取り入れなければ脳を休めることはできないのです。
脳を休める最高の方法、それが瞑想を科学的に体系化したメソッド・・・「マインドフルネス」です。
・・・
僕がこの1ヶ月、何度も読み返すくらい夢中になっている本の概要をまとめてみました。
これです。
電車の中で広告が出てて、なんとなく興味がわいたのでその場でAmazonの電子書籍を買ってみたのですが。。
「マインドフルネス」って言葉だけは知ってて、AppleやYahoo、スタバやGoogleが取り入れているって聞いていたので、一度やってみたいと思っていたのですが。
一冊目がこの本で本当によかったです。
まだ一冊しか読んだことないのですが、おそらく初心者向けのマインドフルネス入門書としてはピカイチなのではないでしょうか。
とにかく疲れ・怠さがたまっていてやる気が出ないという人に、自信をもってオススメします。
世界のエリートがやっている 最高の休息法~「脳科学×瞑想」で集中力が高まる の概要
僕がこの本を読んで初めて知り、驚き、そして納得したこと。
それは
- 現代人は脳のエネルギーを過剰に消費する使い方をしているので、それを改めない限り脳の疲れは蓄積してしまう
- 「マインドフルネス」はエネルギー過剰消費型の脳の使い方を矯正するメソッド
という2点。
ちょっと我が身を振り返ると、いかにエネルギー消費の大きい、燃費の悪い使い方をしているかが分かります。
あなたもこんな習慣、もっていませんか?
たとえば・・・
- 過去をいつまでも引きずってしまう
- 先のことをあれこれ考えてしまう
- 無意識のうちにいろいろなことを同時にやっている
- ストレスを大きくして受け止めてしまう
- 雑念を無視できない
- 他人への不満・怒り・憎しみを抱えている
・・・
僕は1,2,4はないのですが・・・
3,5,6の傾向が強いです。
そうでなければ仕事やブログの問い合わせがさばけない。
現代人が忙しいのは当たり前。
その中で自分のやりたいことをやろうと思ったら、ムリをするしかない。
どこかで、そんな思考になっていました。
そりゃ、最近疲れが抜けんわ。。。
世界のエリートがやっている 最高の休息法~「脳科学×瞑想」で集中力が高まる では
- 簡潔にまとめられたマインドフルネスを使った7つの脳の休息法
- マインドフルネスの歴史・7つの方法の解説・さらにその先までを、大学研究員と教授のやりとりを通じて楽しく読める短編小説
の2本立てで構成されています。
前書きでも解説されていますが。
とりあえずやってみたい人は1だけ読めばOK。10分もあれば読めますの手軽です。
さらに深く理解したい人は2も。
・・・小説のストーリー自体が結構面白いです。
両方読んでも集中して読めば、早い人で1時間、遅い人でも3時間かからずに読めます。
では具体的に、脳の休息法とはどんな方法なのかというと・・・
詳しく全部解説していたら膨大な量になってしまうし、本が売れなくなったら申し訳ないので、ちょっとだけ。。
マインドフルネスの基本を3行でまとめると
- リラックスした基本姿勢を取って目を閉じる
- 呼吸に意識を集中して
- 雑念が浮かんだらあるがままに受け止め、呼吸に意識を戻す
の繰り返しです。
あとはここにいろいろなアレンジが出てきて7つの方法に発展していくのですが、基本はこの3つだけ。
たったこれだけのことが、できないんです!!
よっぽど脳が疲れやすい使い方が染みついているんでしょう。。
きっとほとんどの人が3分もたないんじゃないでしょうか。
・・・やればわかります。やれば。。。
マインドフルネスを1ヶ月続けてみての感想
この本には実験結果や参考文献・データ等々が豊富に紹介されていて。
その中では5日程度のマインドフルネスでも脳に変化が起こった事例もあるようですが・・・
やっぱり、効果を実感できるにはそれなりの期間があって、、かなり個人差が大きいようです。
僕は・・・
疲れがなくなったとか、集中力が向上した、とかの域にはまだ到達していませんが。。
休みの日に何もしないことを許せるようになった
というのが、大きな変化だな、と思います。
ちょっと前までは夜勤明けだろうが何だろうが、ブログ書いたり本読んだりして、結局眠くてろくな結果にならなかったんですが。
疲れているとき、調子の悪いとき、は休む自分を許せるようになって、ちょっとだけ優しいおっさんになれました(笑)。
そして何より。。
マインドフルネス、気持ちいいです。
あの寝ているのと起きているのの間にいるような、心がどこまでも静かに澄み切っていくようなあの感覚。
超癒やされます。
最初は雑念がわいてきてすぐ目を開けてしまいましたが、最近ようやく10分くらいはできるようになりました。
嫁が風呂に入っている間が僕のマインドフルネス・タイムです♪
まとめ
マインドフルネスはほかにも
- ストレスからくる体調不良の改善
- ストレス性の肩こり・頭痛の改善
- 集中力の向上
- 記憶力の向上
- 感情のコントロール
- うつ病の予防・改善
- 睡眠の質の向上
・・・
といったことに期待ができるのだとか。
なにぶん、素人が自分でやるものなので医師による治療が必要なことを治癒することはできないでしょうが。。
単純に気持ち良いので、手軽で効果的なリラックス・癒やしの手段としてはかなりコスパ高いので、オススメです。