はるまげどーん。
どうも、小鳥遊です。
ほとんどのブロガーさんはGoogle Analyticsで自分のブログへのアクセス状況を見ているかと思います。
でも、Google Analyticsって、何を見るのにどこへいけばいいか、わかりにくくないですか?
僕も毎回、あちこち飛んで面倒だったので、見る数字を絞りました。
よかったら僕のつくったレポートをインポートして使ってみてください。
一度設定してしまえば、毎日5分でアクセス状況が把握できるようになります。
設定と言ってもリンクをクリックして設定データをインポートするだけです。
その上で、もっと使える設定やレポートがあるようでしたら、僕に使わせてください!!
今回作ったAnalyticsレポート設定の概要
今回つくったレポートは3種類
- 細かい数字は抜きでビジュアルで概要を把握するための設定 ブログ分析1【グラフ】
- 1で把握した概要を細かく分析するための設定 ブログ分析2【数字】
- AdSenseの収益状況を確認するための設定 ブログ分析3【Ad】
1から3までを順番に見ていくと、5分で自分のブログの状況がわかります。
これでブログ書く時間が確保できますね♪
では、ザックリと各レポートを紹介していきます。
ブログ分析1【グラフ】
ビジュアル重視で、まず直感的に現状を掴むために使うレポート設定です。
左から
- 参照先ごとのPVの比率
- 新規とリピーターのユーザー数の比率
- デバイスごとのユーザー数の比率
- OSごとのユーザー数の比率
- PVの推移
- 1セッションの平均ページ閲覧数の推移
- 平均ページ滞在時間の推移
- 直帰率の推移
となっています。
左から右へ見ていくと、自然に「どこから」「どんな人が来て」「何をしていったか」がわかるようになっています。
ブログ分析2【数字】
少し細かくなって指定した期間内のアクセス状況を数字でまとめる設定レポートになっています。
左から
- 参照先ごとのPV数
- 検索キーワード事のPV数
- PVトップ10 のPVと平均ページ滞在時間
- 新規とリピーターのユーザー数
- デバイスごとのユーザー数
- OSごとのユーザー数
- PV
- 1セッションの平均ページ滞在時間
- 平均ページ滞在時間
- 直帰率
となっています。
ブログ分析3【Ad】
※利用するにはAdSenseとGoogle Analyticsを設定で紐付ける必要があります。
http://ga-nar.com/technique/341/
左から
- アドセンス広告のクリック数
- 収益
- クリック率
- 1000セッションの収益の目安
- CPM
- クリック数順のページ
- デバイスごとのクリック数と収益
- デバイスごとのクリック数とクリック率
となっています。
Googleの規約がどうこうあるらしいので、数字は伏せます。
ちなみに、ぼかしていうと5月は、タバコ10箱買ってお釣りがくるくらい儲かりましたwww
設定方法
設定と言ってもメッチャカンタンです。
Google Analyticsにログインしたら、下記の各リンクを順番にクリックするだけです。
※注意:ブログ分析3【Ad】を使うときだけ、先にAdSenseとAnalyticsを紐付ける設定をしておいてください。
リンクをクリックするとこんな画面が出てきますので、「インポート」をクリック
編集とか削除は多分、僕以外では出ないです。
この画面が出てきたら、「ビューの選択」で自分のブログを選び、必要に応じてレポート名をわかりやすいものに変えていただいて「作成」をクリック。
レポート名はできるだけ短くすることをオススメします。
サイドメニューに隠れずに表示できるのは10文字くらいですから。
「マイレポート一覧」の「非公開」の中に入ります。
次回からは期間を指定して、レポート名をクリックするだけで画面を呼び出せます。
あとの2つも同じようにインポートしてみてください。
※うまくいかない時は、Analytics Solutions Galleryで「小鳥遊 睦月」で検索してもらうと3つ出てきますです、はい。
ブログ分析1【グラフ】
ブログ分析2【数字】
ブログ分析3【Ad】
アクセスアップのためのヒントが見えるレポートの見方
それではいよいよ実践編です。
シンプルだけどこれでも結構いろいろなことが見えてきますよ。
PVや検索エンジンからの流入は誰でも見ると思いますので割愛させていただいて、僕が特に重視している部分だけ解説していきます。
ブログ分析1【グラフ】
デバイス・OS

モバイルとタブレットで7割以上!
スマホのほうが多いのに、スマホテンプレートが読みにくい、とかないですか?
Androidでのアクセスが多いのに、iPhoneのアプリばかり紹介していませんか?
俺はPCユーザー以外は相手にしねえんだ、バカヤロー!とか
アタシはiPhone以外はスマホとは認めないわ、この生ごみが!
って人には何もいうことはありませんが・・・
特にこだわりがないんだったら、読者さんを優先してあげてください。
内容は妥協しちゃいけないけど、それ以外のことは譲ってあげましょう。
大人ですから。
見る人の環境を考慮するのは、ウェブの基本中の基本です。
そうえば最近、Livedoorブログが有料プランが無料化されましたね。
独自ドメインは使える、容量は無制限だし、メンテナンスフリー、PC版は広告なし。
WordPressを使っていて集客に悩んでいる人は心が揺れたのではないでしょうか。
僕はメッチャ揺れました。
でも・・・スマホ版は広告外せないんですよね。
はい、終了。
平均ページ閲覧数・直帰率

平均閲覧数と直帰率
これを少しでも改善することが、アクセス数のアップに大きく貢献します。
わかると思いますが、グラフの点の上にマウスを当てると写真左のように数字出てきますからね。
最近のイケてるテンプレートを使うと、ページの下に関連ページを表示してくれます。
でも、それが読者に刺さるかというと、案外刺さらない。
あれは同じカテゴリで書いた記事が新着順かランダムで表示されるだけ。
面倒だけど、記事の中で、その記事と関係が深い記事を精査して、書き手が紹介するのが一番刺さります。
僕の妻が僕のブログ読んでるのを観察して、よーくわかりました。
平均ページ滞在時間

平均ページ滞在時間は、2分30秒くらいですね。
僕が一番見るのはコレです。
PVなんて記事そのもののクオリティより、被リンクとかキーワードとか、どれだけGoogleさんに従順かのほうが大きい。
でも、平均滞在時間が短いのは100%書き手のせい。
最後まで読まないでどっかいっちゃうってことは、読者がそのブログに時間を割いてもいいと思える引力がないってことです。
写真ブログやニュース系だったら、パッと見るだけという人が多くても仕方ないだろうけど、僕みたいに平均3000文字の記事で1分台というのは精読されてない可能性がかなり高い。
読みにくいのではないか、それとも内容がつまらないのか。
緊急会議モノの大問題です。
ブログ分析2【数字】
僕は、これ、あんまり見ていないです。1を見れば十分わかるし。
だから1で触れていない部分だけ解説します。
検索キーワード

嫌な上司と関わらない方法って・・・(笑)
自分が考えてもいないキーワードでアクセスされていたら、それらのキーワードを入れて既存記事書きなおしたり、新しい記事を書くことでアクセスアップが見込めます。
例えばこの「仕事 点で覚える」というキーワード。
僕の書いた記事はGoogleで2位に表示されています。
でもこれ・・・狙ってたのは「コールセンター,スクリプト,覚え方」だったんですよね。
だったら「仕事 点で覚える」をコールセンターのスクリプトに限定せず、シチュエーション別に切り口を変えていくつか書けば。
2015年5月はこれで42のPVを獲得していますから、10個ほど記事を書けば、どんなに少なくても100くらいPVを上乗せできる可能性があります。
10記事で100PV稼げるんだったら、1000記事書けば月間PV10000が見えてきます。
実際はもっと上がるだろうから、3万から5万いけるかもしれません。
自分の書き方とGoogleさんの好みのズレを把握すれば、Googleさん好みの女になれる可能性がグッと上がります(笑)。
世間一般の流行キーワードにアンテナを貼るのも確かに大切です。
1日に100、1000、10000単位でPVが欲しいなら追いかけるべきです。
でも、僕みたいな世間の流行より自分が書きたいことを書きたい人は、今の自分でGoogleさんに振り向いてもらうほうが楽です。
せっかくGoogleさんとネットユーザーが、あなたの人生の積み重ねとライティングを評価してくれたってことですから、大切にしてください。
それにしても・・・
「共産党が反対している以上、大阪都構想は正しい」って。
誰が、何を調べたくて検索しているんでしょうか。。。
PVトップ10

PV ばかりに目が行きがちですが・・・
自分が得意なこと、気合入れて書いた記事は上位になりましたか?
予想と違ったのなら、なぜ違ったのか考えることで翌月に打てる手が見えてきます。
普通ならPV高い記事のいいところを分析して、これから書く記事に活かすのがセオリーですが。
僕はあんまりPVは見ないです。
じゃあ何を見るか。
滞在時間です。
ブログ分析1【グラフ】でザックリとしたところは見ましたが、個別の記事に落としこむと、また違ったものが見えてきます。
1000文字くらいの記事に思ったより時間を割いてもらっていたり、逆に5000文字超える記事が1分で離脱されていたり・・・
その原因に仮説を立てて改善していくのが、読者と書き手のギャップを埋めることになります。
ブログ全体の平均滞在時間が短くても、トップ10がそれなりに時間を書けて読んでもらえていれば、ひとまず安心。
記事の修正はそれほど急がなくても大丈夫です。
ただし。
逆にブログ全体より平均滞在時間の短い記事が人気記事だったら、テコ入れがいります。
滞在時間はGoogleの検索順位やAdSenseのクリック単価にも影響してくると言われています。
そして何より・・・読みきってもらえなかったら、悲しいです。
もともとがそういう記事だったら問題ありませんが、読ませる記事で滞在時間が1分切ってたらちょっとヤバイです。
100%自己満足だと言い切れる人だったら構いませんが、本気でアクセス数増やしたい人はライティングスキルを磨きましょう。
まとめ
数年前は一応Webが本業だったので、ちょっとだけ知識ひけらかしてみました。
3ヶ月で月間PV15000届かないような弱小ブログの管理人のたわごとですが、使える所があれば使ってやってください。
コールセンターやら独り言やら、PV延びないことがわかりきっている記事ばっか書いてるから当たり前っちゃ当たり前なんですけど。
人付き合い悪いのでこれまでSNSほったらかしでしたが、30代後半になってこのコミュ力はヤバイので、練習だと思って少しずつ絡むように頑張ってます。
挙動不審で恐縮ですが、@ツイートやファボがありましたら、暖かく迎えていただけると幸いです。
追伸
僕がウェブ屋やってたのはスマホもSNSもまだまだだった時期なので、この本で知識を補いました。
Mac中心に話が進んでいるのと、少し情報が古いのは否めませんが、ブログ運用の普遍の真理はかわりません。