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30代の人向け 同年代とのお付き合いカラオケはコチラをどうぞ
カラオケが苦手な30代男性のための歌いやすい10曲(同年代・年下向け)
上司との付き合いや接待カラオケの目的は、自分が歌って楽しい歌を歌うことではありません。わかりますね?
僕らの上司、取引先の上司といえば若くて40代、大体は50代から60代くらいでしょうか。
彼らが
「おお、懐かしいな。」
「ほほう、君はこんな曲を知っているのか。」
といってもらえれば目的達成です。
また、カラオケ専門店ではなく、スナックなどで歌うことが多いので、ノリノリの曲もNG。
結構選曲が難しいです。
ちょうど先日、営業職の友人とカラオケ行って教わってきました。
彼も元々カラオケは苦手で、この仕事はじめてから頑張って覚えたのだとか。
営業の仕事はやらないと思いますが、使えると思ったのでメモってきちゃいましたwww
※試聴にはiTunes入れておく必要があります。
iTunesダウンロード(公式サイト)
先方の心を鷲掴みにする10曲
基本的に中年男性ですので、ワーワーキャーキャーよりウイスキー片手にじっくり聴けるような、ちょっと通な曲がお好みのご様子。
ただ演歌は、「お前、まだ若いのに元気が無いぞ!」となってしまうらしいです。
なかなか難しいので、先日の友人のセットリストをそのまま書き出します。
ルビーの指環(寺尾聰)1981年
今、ドラマ「ようこそ我が家へ」で主人公の冴えないお父さん役をやっている寺尾聰の歌。
長らく石原軍団に在籍し、西部警察にも出演していた人です。
僕らの上司や取引先の世代には、サングラスでニヒルに決めていた当時の寺尾さんに憧れていたという人が多いです。
キーは低め、メロディも覚えやすいのですぐに歌えます。
福山雅治、桑田佳祐、高橋真梨子、初音ミクがそれぞれカバーしているので、それぞれ聴き比べてみるのも面白いですね。
できればあの独特の動きを真似たいので、よりウケを狙いたいなら映像を見ておく良いですよ。
時の過ぎゆくままに(沢田研二)1975年
日本のビジュアル系の元祖とも言われる、当時のカリスマ。
女性から圧倒的な人気を得ていましたが、男性にも支持されていました。
ジュリーというニックネームがあり、ファンは彼のことを本名の沢田研二ではなくジュリーと呼んでいます。
「沢田研二、歌います」ではなく、「ジュリー歌わせてもらいます」というと「わかってるな、こいつ」となります。
「時の過ぎゆくままに」は彼の代表曲ですが、同じくらい「勝手にしやがれ」も人気があります。
これを歌うと両方歌わされることが多いようです。
念の為に練習しておきましょう。
初恋(村下孝蔵)1983年
島谷ひとみ・GOING UNDER GROUND・Acid Black Cherry ・清春などがカバーしている名曲。
タイトル通りの甘酸っぱさ満点の歌詞で、当時に青春を過ごした人だったら必ず知っています。
かなりキーが高いですが、あまり落とすと原曲からかけ離れてしまいます。
頑張りましょう。
案山子(さだまさし)1977年
さだまさしというと「関白宣言」か「秋桜」が有名ですが、ここはちょっとマニアックな曲で行ってみましょう。
これは親元を離れた子供に向けた父親の歌です。
上司や取引先は、息子・娘がちょうど自立した頃か、現在就職活動中でもうすぐ離れていく世代。
感情込めて歌いあげると涙ぐむ人もいるとか。
さださんなので、結構キーが高めです。
あと、伴奏がシンプルなので、ある程度の歌唱力が求められます。
しっかり聴きこんで練習にも時間がかかる曲ですから、準備は早めにした方がいいです。
神田川(かぐや姫)1973年
彼らの代表曲であり、70年台フォークの代表曲の1つ。
50代後半から60代前半の人に絶大な効果があります。
ぜひ「妹」と「赤ちょうちん」はおさえておいてください。
ワインレッドの心(安全地帯)1983年
玉置浩二率いる安全地帯最大のヒット曲。
青田典子とメチャクチャやってる変な人というイメージですが、歌はメチャクチャうまいです。
80年代の曲ですが、しっかり自分のものにするまで練習すれば、世代関係なしに使えるオールマイティな1曲です。
恋におちて -Fall in love(小林明子)1985年
元は小林明子のデビュー曲ですが、音源に残っていないもの(ライブ・コンサートでのみ演奏など)を含めると膨大なミュージシャンにカバーされています。
男性が歌うのであれば、徳永英明バージョンがよいでしょう。
英語部分がとても多い上に、高音域が長く続き、ファルセット(裏声)も使わなければいけないので、難易度は少々高め。
自信のない人は避けたほうがいいかもしれません。
心の旅(チューリップ)1973年
財津和夫率いるチューリップの3枚目のシングル。
福山雅治がカバーしているので、こちらを選んでも今っぽくていいかもしれません。
チューリップを知っているとなると、「虹とスニーカーの頃」、「青春の影」辺りもリクエストされる可能性があります。
念の為にチェックしておくとよいでしょう。
氷雨(佳山明生)1983年
佳山明生のデビューシングルとして作られて売れず、再販して売れず、日野美歌とのデュエット曲としてヒットした少しややこしい曲。
演歌は基本的にウケが悪いと説明しましたが、ごくまれにいる演歌世代のために一曲くらいレパートリーに入れておくと安心です。
男性が歌う場合は、ジェロのカバーしたものを使うようにするといいでしょう。
時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)1986年
80年代も後半の曲なので、比較的若い上司・顧客向けですね。
これも本人バージョンより、徳永英明バージョンかつるの剛士バージョンが男性は歌いやすいでしょう。
ただ、どちらもキーが高いので高温が出せない人は、逆にオリジナルバージョンのキーをあげて1オクターブ下を歌った方がいいかもしれません。
まとめ
僕は行ったことがないのでよくわからないのですが、スナックには大抵の場合、常連客がいてそういう客に敬意を払うのが暗黙のルールになっているそうです。
たまに茶々を入れてくることがあって、それが元で接待自体が微妙な空気になってしまうこともあるのだとか。
それを愛想笑いで交わし、できれば「後学のために一曲お願いしますよ。」くらいのことを言って乗せてあげるといいとのこと。
サラリーマンのカラオケはなかなかにハイスキルですね。