新年、明けましておめでとうございます。
ここのところ夜勤がつまっておりまして、大晦日の17時間拘束(実働15時間)でとどめを刺され、ようやく身体がまともなリズムを刻みだしました。
というわけで、昨日、嫁と二人で近所の神社に行ってきたのですが。。。
神社の参拝って、どうやってやるんだっけ!?
20代前半は若気の至りで赦されるかもしれませんが、三十路過ぎたら神社のお参りくらいできなきゃ、ちょっと恥ずかしいです。
自分メモもかねて、最低限の礼儀を整理しておこうと思います。
恥をかかない神社の参拝方法~御札のまつり方まとめ
とりあえずそれっぽく参拝はしてきたのですが、、、家に帰ってから
- 「アレやってない」
- 「アレをやり過ぎ」
・・・
と色々出てきてしまいました。
神主さんがうなるほど完璧な礼儀作法を身につける必要はありませんが。。。
三十歳過ぎたら、恥をかかない程度のことは覚えておきたいものです。
鳥居の正しいくぐり方
神社は神様が住まわれていらっしゃる場所です。
人の家にいきなり入るのは住居侵入罪です。
では、どうするか。
- 鳥居の前で一時停止
- 軽く会釈
- 参道は中央を避けて右か左を歩く
深々と頭を下げたい気持ちは分かりますが、15度程度の軽い会釈(=しょうゆう(小揖))が良いとされています。
また、参道の右を歩く場合は右足から、左側を歩く場合は左足から踏み出しましょう。
手と口を清める
神社に必ずあるこの場所。
さて、どう使いましょうか。。。
- 柄杓(ひしゃく)を右手で持って水をとって
- まず左手を洗う
- 柄杓を左手に持ち替えて水をとって
- 右手を洗う
- 柄杓を右手に持ち替えて水をとって
- 左の手のひらに水を溜めて
- 口をすすぐ
- 柄杓に水をとって
- 左手を洗う
- 柄杓に水を取って
- 柄杓をたてて柄を洗う
手順が多くて面倒ですが、「左手は神聖なもの」ということを覚えておくとすんなり覚えられます。
これはイザナギが左目を洗ったときに生まれたのが天照大神という神話から。
何をやるにも「左手優先」でいきましょう。
参拝本番
・・・昨日の参拝、結構やらかしてました。。。
正しくは、こうです。
- 正面に立たないようにして、軽く一礼
- お賽銭は「投げずに」納める
- 鈴は「静かに」「1回だけ」鳴らす
- 2回、深く礼をする
- 2回手拍子をうってから、手短に願掛け
- 1回、深く礼をする(=二礼二拍手一礼)
- 三歩ほど後ざする
- 軽く会釈
- 左にいるときは左回り、右にいるときは右回りして帰る
初回は自分の名前と住所を伝える、という礼儀もあるようですが、周りを見て判断すればOKでしょう。
不安だったら氏子さんなり巫女さんに聞いたら良いです。
あと、お賽銭は、絶対に5円じゃないといけないことはありません。
あとは、鳥居をくぐったら、神社に向かってもう一度軽く一礼してまっすぐ家に帰りましょう。
御札のまつり方
御札を買って帰ったら、壁に画鋲で留める、とかは絶対ダメです。
バチが当たります。
正式には神棚に飾るのがベストですが、今の住宅事情ではそうもいきません。
ただ、最低限の礼儀を尽くせば、神様も決して怒りません。
- 清潔な場所を選ぶ
- 家族の目線より高い位置を選ぶ
- 穴を開けない方法でおまつりする
以上三点だけで結構です。
我が家ではこのような形になりました。
・・・
Amazonで検索したら、神棚普通に売ってた。。
壁に掛けられて、国産ひのき使用で2000円弱。
日本の住宅事情・経済事情を反映してるなぁ。。。
まとめ
最近の神社は、パスケースに入れられるタイプの御札も売っているようです。
神社の時代・世相を反映したマーケティング戦略にはいつもの事ながら感心させられます。。
ちなみに、格式高い神社では写真撮影はあまり好ましいことではありません。
ただ、僕の場合は、御神酒を配っていた神社の人に声をかけたら、「うちの神社の神様は庶民派だから大丈夫ですよ♪」と言っていただけました。
庶民派の神様って、、なんかいいですね。
というわけで・・・
みんな、神社に行こう!!
おわり。