書けと言われたから書きますが、実のある記事になる気がまったくしません。
とりあえず
- 成果を横取りするような上司がいたり、部署がある会社は基本的にそういう会社
- 横取りしなきゃやっていけないヤツは放っておいてもくたばるから無視
- 横取りされるような仕事はいずれAI(人工知能)に奪われる
という感じで書いていきますので、ご興味のある方だけご覧あそばせ。
成果を横取りされている時に冷静に考えたい事
この記事書くように言ってきた読者さんは、
- 結果の出しやすい仕事はとられ、出しにくい仕事を押し付けられた
- いろいろな雑務を押し付けられ、それでも結果を求められる
- 成果をあげても個人には還元されず、別部署の手柄になる
- 相談できる人がいない
・・・
などなど、割り切れない感情を処理しきれず苦しんでいるようです。
まぁ、当事者なら思考が迷路になってしまうのは致し方ないのですが。
僕ならもっと簡単に考えます。
成果を横取りするような上司がいたり、部署がある会社は基本的に「そういう会社」
残念ながら、その会社は「そういう会社」です。
とっとと見切りをつけましょう。
「ジョジョの奇妙な冒険」というマンガに
「スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う」
というセリフがあります。
スタンド(特殊能力のようなもの)を使える人は波長が同じなので、望もうと望むまいとひかれあってしまうということですが、これは会社にも当てはまる法則です。
- 人の手柄を横取りする上司が一人いれば、30人は同じようなゴキブリがいます。
- パワハラや暴力で部下を統率しようとする上司が一人いれば、成績のいい部署は基本的にパワハラが蔓延しています。
- 一度でもセクハラをされたら、会社辞めるまでセクハラされます。
- 経費にだらしない社員が一人いれば、基本的にその会社はお金にだらしないです。
- 粉飾決算をする会社は、何度でも粉飾決算をします。
ですから、その上司がいなくなるだけや、その部署がなくなるだけでは問題は解決しません。
搾取される相手が変わるだけ。
必ず別の泥棒上司や横取り部署が現れます。
僕の経験による感覚なので、科学的な根拠は示せませんが、当たっているはずです。
僕ならさっさと退職します。
横取りしなきゃ成果が出せないヤツは放っておいてもくたばるから無視
自分の努力を横からかっさらわれて気分のいい人はいないでしょう。
きっとこの記事リクエストした読者さんもはらわたが煮えくり返る思いか、深い悲しみに沈んでいるかと思います。
そんなあなたの留飲を下げる素敵なお知らせがあります。
彼らは自分自身で成果をつくることができません。
だから、あなたが会社を辞めたり部署を異動すれば、養分の供給が止まってしまい、勝手に滅んでいきます。
もしかしたらあなたが辞めた後、別の誰かに寄生して同じように養分を吸い続けるかもしれません。
まぁ、多少は寿命が延びるかもしれませんが。。。
自分で成果を作れない人は、変化に対応できません。
恐竜が環境の変化に適応できず滅びたように。
数年後にはネカフェか年越し派遣村で凍えていることでしょう。
その姿を想像して、鼻で笑ってやりましょう。
横取りされるような仕事はいずれAI(人工知能)に奪われる
とはいっても、あなたもこのままではいけません。
あなただけじゃなく、僕も含めた大概の労働者がやっている仕事に言えることですが。。。
「横取りされる仕事」ということは、低賃金で雇える海外の労働者や、もっと低コストで運用できるAI(人工知能)に奪われる仕事です。
一定の法則に従って実行される仕事は、これからどんどん奪われていきます。
残業代も休憩も払わなくても、ミスなく働いてくれるAIさんに僕たち人間が単純作業で太刀打ちできるはずがありません。
では個人の技術や知識、経験でやる仕事はどうかというと、これもダメ。
企業は仕事の属人化(=その人しかできない仕事がある状態)を嫌うようになります。
不景気やコロナなど、同じ人をずっと雇い続けられる保証がないからです。
だから多少、質やスピードが落ちても「誰でもできる」やり方で業務を組み、いつでも人を入れ替えられるようにしていくことでしょう。
「仕事を抱え込む」ことで自分のポジションを守ろうとする年寄りがたまにいますが、これからはそういう老害は粛清されていきます。
AIによって奪われる仕事は会社の事務作業だけではありません。
少し前までは人間の専売特許だと思われていた「作曲」や「文章づくり」や「絵を描くこと」なども、機械のほうが人間より魅力的なものを短時間でできるようになるとも言われています。
「人間でなければできない仕事」というのは、僕たちが考えるよりずっとずっと少ないのかもしれません。
ではどうするか。
「これです」なんて簡単に答えられれば苦労はしませんが。。
「やり方や知識等を教えてもほかの人ではできない仕事」であれば、残るのではないか、と思っています。
例えば。
僕が今、目指しているところですが。
「経営や営業の側にいる人と、プログラムやシステムを作る人の間に立って通訳をする仕事」なんかは、少なくとも僕が生きている間にはAIには奪われないと思います。
数字の計算もプログラムも、AIが人間より早く正確にできる時代はもう目と鼻の先まで来ています。
だけど、人の頭の中にあるものを、別の人が理解できる形に変換するのは、AIではまだまだできません。
ほかにも
- 機会がやったほうが正確で速いけれど、あえて人間がやるからこそその「人間臭さ」が魅力的なもの
- 個人でやるエッヂの効いた飲食店
- 人間の限界に挑む姿が感動を呼ぶもの(スポーツやエンターテイメント等)
・・・
知識・ノウハウに左右されず、人間がやるからこそ価値の出る仕事はいろいろあります。
まずは今から。
最初は趣味レベルではじめ、少しずつお金を取れるレベルに育てていく、といった未来への準備を今から始めるといいと思います。
まとめ
「横取りされた」では憎しみだけしか残りませんが、「未来の仕事について考える機会になった」ととらえれば、気分も晴れます。
どんなことでも受け取り方です。
自分の未来にとって価値のあるものの見方ができるよう、心を磨いていきましょう。
この記事がその一助になれば幸いです。
・・・
こんなテーマ、絶対書けないと思ったけど、まぁまぁ書けるものですねww
参考書籍
10年後の仕事図鑑
「横取りされるような仕事はいずれAI(人工知能)に奪われる」の章を書くとき、参考にしました。
未来の仕事に関する本はいろいろ出ていますが、これはその中でも初級者向けの部類。
本嫌いの僕でも読める、読みやすい一冊です。