自己肯定感

トラウマのせいで仕事が怖くなってしまったときの処方箋

過去に受けた扱いのせいで仕事をするのが怖くなってしまったときの処方箋

 

今日は

「仕事のトラウマが重すぎて次に進めない」という方に向けて

  • トラウマのせいで動けないのではなく、動かないためにトラウマが生まれる
  • 自分の「能力」ではなく自分の「存在」を認められること。「いい職場」ではなく「人の優しさ」を見つけること。

という感じのお話をしようと思います。

 

ほぼほぼ別ブログに書いた記事と同じことをいうのですが。。。

書き進めていくうちにもう少し進化したので、すでに読んだ人も読んでやってください。

参考 いじめ・パワハラされた相手より幸せになる方法

 





トラウマのせいで動けないのではなく、動かないためにトラウマが生まれる

  • 物理的な暴力を受けたり
  • パワハラを受けたり
  • モラハラを受けたり
  • セクハラを受けたり
  • グループや派閥に入れなくてひどい扱いを受けたり
  • 上司が無能で仕事押しつけられたり、成果を横取りされたり、ミスを押しつけられたり
  • 仕事で大きな失敗をしてしまったり
  • 入った会社や配属された部署が自分に向いていない仕事だったり

・・・

仕事で受けたトラウマのせいで動きだせない、前に進めない、外に出られない人って、結構いると思います。

 

僕もまぁ。

某ブラックスポーツ用本メーカーで働いていた頃

定時出社すれば遅刻、定時退社すれば早退したかのようにネチネチ言われ。

自分のやり方と少しでも違うやり方をすれば常識のない無能呼ばわりされ。

1日8時間罵倒され、その間仕事ができなかったと損害賠償を請求され。

1日16時間働いても一切残業代はつかず。

金曜に残した仕事が土日で終わっていなければ罵倒され。

年末に残した仕事が年始に終わっていなければまた罵倒され。

辞表を出せば「親に損害賠償を請求する」と言われ。

ミスをするのはお前が生きてるだけで迷惑なクソ人間だからだ、とか言われ。

お前みたいなできそこないを作ったお前の親は犯罪者だわ、とか言われ。

お前は絶対に人の役に立たない、とか言われ。

お前みたいなどこへいっても通用しないクズを雇ってやってるんだから感謝しろ、とか言われ。

最終的には殴る蹴るが当たり前になり。

「いじめ・パワハラされた相手より幸せになる方法」より引用

みたいな感じで。

 

命からがらこの会社を逃げ出しても。

いつかまた同じ目にあうんじゃないか。

とか

仕事以前に、俺って、生きてても意味がないというか、生きてたらダメな人間なんじゃね?

みたいなことを考えた時期がだいぶ長く続きました。

 

・・・

その後、派遣会社に登録して仕事をするようになって。

派遣だから残業代はキッチリ出るし、サービス休日出勤なんて当然ないし、やることやれば怒られることも、ましてや暴力を振られることなんて絶対にありません。

1社目の派遣先では大したことできなかったけれど、2社目のコールセンターではぶっちぎりの1位を2年半独占することができました。

 

給料は最低賃金のバイト並みだけど、仕事そのものはうまくいっている。

そう思ったけれど。。。

それでも、仕事に対する恐怖や不安、苦しみは消えませんでした。

 

仕事に対するトラウマが原因だとしたら、仕事がうまくいった時点で解消されるはずなのになぜ!?!?

その理由がわからずに。

ずいぶん、長いこと苦しみました。

 

・・・

ずっと考えていましたが。

改めて今、人並みに自分のことを好きな自分を保てている今の時点で振り返ってみて思うのは。

仕事が怖くて考えただけでゲロっちゃう病」や「俺、生きててごめんなさい病」は。

「パワハラ・暴力そのもの」に対するトラウマではなくて。

「【パワハラ・暴力に対して抵抗できない弱い自分】を引っ張り出されること」に対するトラウマだった

ということです。

 

・・・

次にパワハラや暴力を受けたら、心も体も壊されてしまうのではないか。

父も母もあんなに僕を愛して育ててくれたのに、なぜ自分は悪意に対して何もできない情けない人間なのか。。

そんな現実を叩きつけられるくらいなら、動きたくない。前に進みたくない。今もつらいけれど止まっていれば今よりつらくなることはない。

そんな考えがトラウマの正体でした。

 

・・・

だからどんなに仕事がうまく回ろうと。

おそらく仮に年収何千億円になろうと。

仕事に対する恐怖を振り払うことができなかったわけです。

 

自分の「能力」ではなく自分の「存在」を認められること。「いい職場」ではなく「人の優しさ」を見つけること。

  • 弱い自分
  • 情けない自分
  • 悪に屈服してしまう自分
  • 両親が注いでくれた愛情に釣り合わない自分

・・・

結構長い間、そんな自分を引きずり出されるのが嫌というトラウマにとらわれていたわけですが。

 

そんな僕を抜けだすことができたのは。

人生を変えるような師匠に巡り合ったわけでもなく。

仕事でとんでもない成功体験を積んだわけでもなく。

暴力に屈しないように格闘技をやったとか、言い合いで負けないようにディベイトの勉強をしたとかでもなく。

・・・

 

夏休みに毎日水をやった朝顔が。

いつの間にか咲くように。

マインドフルネスで雑念を払い。

自己肯定感を少しずつ高める。

そんな日々の積み重ねが。

いつの間にか、心を縛っていたものをほどいてくれていました。

 

当時は「自己肯定感」や「マインドフルネス瞑想」なんてものの存在も知らなかったけれど。

偶然整った環境が、少しずつ、だけど確実に、心を修復してくれました。

 

まずは「マインドフルネス」。

幸か不幸か。

派遣の仕事は手取り16万円。

夫婦共働きで食べていくのが精いっぱい。

朝から晩まで余計なことを考えず、ただただ働くのみで、雑念なんか入り込む余地なんてない毎日でした。

一つのことに集中することで雑念が追い出せている状態・・・

今思えば、これぞまさにマインドフルネスでした。

 

次に「自己肯定感」。

人の心の順応力というのは大したもので。

あんなに忙しい毎日を過ごしていたのに、少しだけ余裕ができて。

なんの気まぐれかブログを書くようになって。

一人、また一人と読者さんがついてくれて。

ただ読むだけだった読者さんがコメントを残してくれるようになって。

そのコメントが質問や相談になって。

・・・

 

いろいろなお礼の言葉をいただきました。

どれもとてもとてもうれしかったです。

だけど。

あの頃も、そして今も。

一番うれしい言葉は。

「小鳥遊さんがいてくれてよかった」です。

 

もちろん「博識ですね」とか「わかりやすい回答でした」という知識やノウハウに対する言葉もうれしかったです。

ですが・・・

知識や能力(スキル)っていうのは誰でも身につけることができるわけで、僕じゃなくてもいいわけです。

自分じゃなくてもいいことは、もちろんありがたいことではありますが、心の一番奥底の芯の部分まで温めてはくれないというか。。

 

その点「あなたがいてくれてよかった」は本当によく効きました。

僕は世界に一人、ここにしかいません。

知識や能力ではなく、僕自身を認めてくれた。

それが、たまらなくたまらなくうれしかった。

 

・・・

このブログの読者さん、その中で僕に声をかけてくれるのはいい人ばかりです。

たまに変な輩が現れてコメント欄を荒らされたら、僕より怒ってくれたり。

とんがった意見書いたら炎上しちゃったりするたびに励ましてくれたり。

LINEでつながってる読者さんに冗談半分で「もうだめだー」みたいなことを言ったら、本気で心配してくれたり。

・・・

そんな人たちばかりです。

 

だからでしょうか。

そんな人たちと接しているうちに。

いつの間にか。

「世の中、自分が思うより親切な人でできているんじゃないか」

そんな風に思うようになりました。

 

それに気づいたときには。

いつの間にか。

仕事に対する恐怖も不安もなくなっていました。

 

そして。

その代わり、今、心の底流にあるのは。

・・・

 

「世の中は、思ったより優しい」という安心と。

「何かあっても誰かが助けてくれる」という信頼です。

 

まとめ

今回は僕の足跡をたどってみましたが。

あなたにはあなたのやり方があると思います。

 

雑念をなくす手段も、自己肯定感を高める方法も、心を強くする方法も、人を信じる方法も・・・

人の数だけあります。

 

毎日マインドフルネスやらなくたっていいし。

月給16万円で働く必要もない。

ブログ書くのだって必須じゃないし。

相談を受け付けなきゃ自己肯定感が上がらないなんてことは決してありません。

 

ただ1つ言えるのは。

人を癒せるのは人だけだということです。

 

点が2つ以上なければ線が作れず、3つ以上なければ面が作れないように。

自分以外の誰かが愛してくれるから自分を愛せるし、自分以外の誰かが信じてくれるから自分を信じられます。

 

どうしても前に進めないときは、とりあえず人に会う。

どうしても震えが止まらない時は、とにかく人と話す。

それでも怖くてたまらない時は、思いのたけを全部LINEに乗せる。

 

一度のやり取りで解決するなんて欲張りな期待をせず。

毎日顔を洗い、歯を磨き、ご飯を食べるのと同じように。

ただ、人の輪、人のつながりに身をゆだねる。

 

そんなところから始めてみては、いかがでしょうか。

 

参考書籍

嫌われる勇気

created by Rinker
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僕が自分の体験の中から何となく悟ったトラウマの正体が、簡潔かつ明解に説明されています。

自分の中の感覚としてしまっていたものを、今回、きちんと言葉にできたのはこの本のおかげかな、と思います。

 

うまくいっている人の考え方

「自己肯定感の高め方は人それぞれ」という話をしましたが、それではどうしていいかわかりませんよね。

この本には具体的な方法がたくさん、しかもシンプルで取り組みやすい形で載っています。

「今日から自分を好きになりたい」という方は手に取ってみてください。

 

世界のエリートがやっている 最高の休息法 マインドフルネス瞑想

「僕は仕事が忙しく強制的に雑念が追い払われた」という環境のおかげで雑念を追い払えましたが。

もっと効率的に、気持ちよく、心と体をメンテナンスできるのがマインドフルネス瞑想です。

いろんな本を読みましたが、これが一番わかりやすく、科学的で理屈に納得できる一冊です。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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